アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

求人の難しさ。訪問看護はラクだと思われても困るし・・・。

2020-09-08 17:01:14 | 求人
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

今日は求人の難しさについて。

よその求人を見ると、「訪問看護はやりがいがありますよ!とか楽しい職場です!」みたいによく書いてありますが、求人票を作っている私からしたら本当かよ!って思ってます。

確かに訪問看護にハマると間違いなくやりがいを感じますので間違ってはないです。

例えば、訪問看護の仕事でいろんな人助けをして、いろんな経験を積んでいくと、利用者さんやご家族、ケアマネなどから本当に頼りされていきます。
これは訪問以外ではなかなか味わえないことろで、やりがいを感じるところの1つです。

ただ、このようにやりがいを感じられるくらいまで経験を積むのが大変なんです。

やはり日々疲れます。肉体的にも精神的にも。

真夏の入浴介助や暑いお部屋でのケア、車の移動・・・。
病棟だったらいるはずの先輩や先生がいない。訪問は1人。責任感の重圧が・・・。

ですから、「やりがいがあります!」ではなく、
「訪問看護にやりがいを感じられるように業務の支援が整っているか?」が求人票作成のポイントなのかなと思っています。


ここからは自慢ですが、
わざケアでは看取りもしっかりできる事業所を目指しています。
ですから正直業務は大変です。

でも、3年以内に辞めた看護師は1人(体調)、リハ1人(出産)の2名です。

なんで少ないかというと、業務改善を行ってきているからです。

・仕事に使うものはすべて支給する。
・スタッフはみんな同じ土俵で仕事をしてもらう(スタッフ間平等・お互い様)。
・顧客満足度より職員満足度。
を原則としてルールを決めています。

そこを表現するのが難しいんですよね・・・。

訪問看護業界で働きやすさ日本一(業務が楽ってことではないですよ)を目指していますので、興味ある方はぜひ見学に来て下さい。
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9月4日の介護給付費分科会の資料を見て

2020-09-08 07:42:26 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

9月4日の介護給付費分科会の資料の中に「看取りの対応」というところに「人生の最後まで、どう尊厳が保持され、本人の意思がいかに尊重されるかということが非常に重要。・・・」と書かれています。

現状は、入院・入所されている方が「家に帰りたい」と明確な意思表示をしていても、家族や支援者など周り人が無理。と言うと家に帰るという選択肢はなくなります。

自分らしくその人らしくなんて言うくせに。
今の日本では死に場所は自分で選べないんですよね。

どこぞのベッドで死ぬまで横になっているだけなんて、私は嫌だなあ。
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