おはようございます。仙台市太白区の株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
リビングラボとは、生活者視点で日常生活環境の中で人工物(モノ・サービス等)の開発プロセスを進める方法として注目されています。
介護ロボットのリビングラボは、字の通りですが介護現場での課題を解決できるロボットの開発を進めるために設置されたものです。
まだまだ知名度は低いですが、今後注目されていく分野の1つと確信しています。
労働人口が減るが高齢者は増える。
社会保障費の問題も大きいですが、ただでさえ介護現場の人手不足と言われているのに、さらに人手が足りなくなるという時代がすぐそこまで来ています。
私が介護サービスを使う頃は安全・安心の介護サービスなんてなくて、「見てもらえるだけありがたいと思え!」くらい雑に扱われる時代になるのではないかって思ってたりします。
なんとなくそういう時代が見えているからこそ、ロボットで課題が解決できるのであればロボットの開発はしていくべきと思っています。
現場も「人の手の方が温もりがあって~」というような、福祉用具やロボットより人の手を最優先に考える流れは変えていかないといけないんだと思います。