こんにちは。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
年末年始に読んだ本の中に新医療経済学があります。
これ以上次の世代に負担を増やさないというわざケアの理念を実現させていくために非常に勉強になる一冊でした。
専門的で読みづらい部分もありましたが、日本の問題点を把握するうえで読んでおいて損はないですね。
そのほか、村上智彦先生の「医療にたかるな」
森田洋之先生の「破綻からの奇蹟」、医療経済の嘘」
真野俊樹著「医療危機」
広井良典著「持続可能な医療」「人口減少社会のデザイン」
ちょっと視点は違いますが「医療現場の行動経済学」
などはおススメですね。
限りあるお金をどう使うか。
「必要な人に必要なサービスを提供する」という当たり前の話だと思います。
でもなぜ日本はできないのか。
そこには医療・介護の提供側の問題、受ける側の問題、制度の問題、複雑に絡み合いほどけなくなっているようです。
「持続可能な」がキーワードだと思っていますが、そういう世界にしていくためには
徹底的に「正直者が馬鹿を見ない」制度設計をしていく必要があるかと思います。
ありがとうございました。
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