おはようございます。仙台市太白区の株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
1955年の平均寿命は男で63.60歳、女で67.75歳。
2019年の平均寿命は男で81.41歳、女で87.45歳。
1955年と比べると、男で約18歳、女で約20歳も平均寿命が延びています。
昔は戦争もありましたし、医療も未熟でまだ貧しかった時代ですから、「いつまで生きられるのか分からない」、生きるのに精いっぱいであまり先のことなど考えられなかったのだと思います。
今はと言うと寿命が劇的に伸び、逆に「いつまで生きるのか」と、長い老後を考えなくてはいけなくなりました。
寿命が延びたことで人は幸せになるはずでが、短期間にあまりにも一気に長くなったためその長い老後をどうするかの不安が出てしまったわけです。
皮肉な感じがします。
長く生きられるようになった。は、長く生きなければならなくなった。わけです。
子どもに迷惑をかけたくないと思う人は多い中で、2年前に老後2000万円の話が出て、これも将来への不安に拍車をかけました。
日本人にとって長生きすることは幸せではないのでしょうか?
人生の終い方。
もっと議論しても良いのではないかと思っています。
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