アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

公的保険について

2019-12-13 07:36:40 | 事業所運営
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

先日後期高齢者医療制度の自己負担が2割に。というニュースが出ていました。
そこで今日は公的医療保険の範囲について書いていきたいと思います。

日本では公的医療保険の適応が当たり前と思っている病気であっても、外国では限られた範囲でしか公的医療保険の適応を受けることができないところが多いようです。

公的医療保険に優先順位をつけるのならば
 1)救急医療
 2)感染症対策
 3)がんや透析など生命に関わる病気
 4)日常の疾患
 5)生活習慣病

こうしてみると制度維持のためには5)や4)はどんどん自費の割合を増やしていくのではと考えられます。

お薬であるように市販薬で同じ効果が得られるものは市販薬で。の流れがどんどん加速していくと思います。

医療や介護は供給が需要を引き出す関係になっていると思われますので、本来の公的保険で賄われるべきの需要はもっと少ないのではないかと思います。

ですので、自己負担を増やすことで「受診抑制につながる」と批判の声が良く出てきますが、自分の食い扶持を減らされるのが嫌なだけじゃないかって思います。

私の考えは「必要な人に必要なサービスを」です。
ですので不必要な人への保険給付の抑制が必要だと思います。
線引きができないので難しいのは分かっていますが、いつかはしっかりとやらないといけません。
やるならなるべく早く取り組まないと消費税が18%?20%?所得税の増税?控除額の減額?とりあえず負担ばっかり増えてしまいます。

最後に作業療法士として急性期・回復期・在宅移行期を除き公的医療保険の対象外になってしまうのではないかと危惧しています。
いよいよリハビリは自費の時代が来て、優秀なセラピストしか生き残れない世の中になるかもしれませんね。

ありがとうございました。
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チームビルドの基本

2019-12-12 07:48:32 | 業務改善
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

昨日の投稿に間違えて今日のタイトルをつけてしまいました・・・
まだまだ慣れません・・・

さて、わざケアでは強い組織を目指し業務改善に取り組んでいます。
今日はチームビルドについての基本の考え方を書いていこうと思います。

まず、「強い組織にしていくために」の最低限が、会社側が「法令遵守」をしっかりしているかが重要です。
小さな会社であっても、しっかりと法令遵守をしている会社であれば職員は安心して働くことができます。
大きくても法令遵守もできていない会社には働いていても不安が伴います。

法令遵守もできない会社がルールを決めてスタッフに「これがルールだ」と言っても、「会社だっても社会のルール守ってないじゃん!」と思われてしまうからです。
ですので法令遵守が大前提なんですね。

その上でチームビルドについての基礎。社内のルール決めをします。

職員は不公平感を嫌います。当たり前ですよね。
その不公平感をなくす努力を続けていかないと、あの人ばっかり・・・私ばっかり・・・となってしまい社内の空気が悪くなりますので、評価制度を含めた社内のルールが必要です。

みんな努力しています。最小限の努力で最大限の成果を上げている人も、最大限の努力をして少しの成果しか上げられない人もいるかもしれません。
「同じルールで働いているんだから賃金は同じ」ではモチベーションも上がらず強い組織にはならないと思います。

さわりだけでしたが、法令遵守できていますか?できている会社に勤めていますか?
次は具体的なところを書いていこうと思います。

ありがとうございました。






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「できる限りのことはする」がその人を苦しめる!?

2019-12-11 07:41:46 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

今日は考えさせられる本として「大往生したけりゃ医療とかかわるな」をご紹介したいと思います。
本の題名からして興味がそそられますよね。それでは簡単に抜粋していきますね。

********************************
<人生最大の悲劇は人間らしくない死に方をすること>である。

医療が穏やかな死を邪魔している。
昔の納棺は枯れてなくなっているので楽だった
今病院で亡くなった人の遺体は重くて大変だ
溺死の重い状態

介護の拷問を受けないと死ねない
死が迫ってくると食欲は落ちる
しかし家族はカロリーの高いものを食べさせようと努力する
カロリー高いものは脂っこくない?
次から次へと口に放り込まれる
昔は口当たりの良いあっさりしたもの無理せず食べさせていた
栄養やカロリーを等を気にしなければならない時期が分からない
看取るの神髄は、できるなけなにもしないで「見とる」だけ

できるだけの手を尽くすはできる限り苦しめる

家族の事情で親を生かすな
胃瘻が実施される理由
医療者側のできることはすべてしなければならないという使命感
家族側の、しないと餓死させることになるという罪の意識
まだまだ先だと思っていた親の死。もっと親孝行しておくのだった・・・という自責の念から延命措置に

何もしないで見守るだけでは、見殺しにしているようで辛い・・・
だが、こちら側の都合だけで、何かをするというのは「エゴ」ではないか
その行為は誰のため、何のためなのか、やった結果どうなるのかを考えなければならない

**********************************
次の機会に夕張で地域医療を支えた村上智彦先生の本も紹介したいと思います。

1日でも長く生きることが人生にとっての正解ではないと思っています。


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介護ロボットフォーラム2019

2019-12-10 08:00:04 | 介護ロボット
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

本日午後に介護ロボットフォーラムで、昨年度介護ロボットニーズシーズ連絡協調協議会で出しました成果発表をさせて頂きます。

今年度も継続して協議会のほうで審議を進めており、今年度「気づいた点」くらいまでお話ししようかと考えております。

「人手不足」「生産性向上」「人材育成」この辺りがキーポイントですね。

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情報の共有と集約

2019-12-09 08:57:15 | 業務改善
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

今日はわざケアで積極的に取り組んでいる1つ、「情報の共有と集約」についてお話ししたいと思います。

3年前は複写記録用紙を使い、訪問時に記入し1枚は利用者宅へ、1枚は事務所へ持ち帰ることとしていました。
日々の記録は事務所にしかありませんので、緊急で呼ばれた時に「いちいち事務所に行ってから」では対応が遅くなってしまいます。

当時から携帯電話は1人1台持たせていましたが、
訪問という業態では「情報の共有と集約」が非常に課題だなと感じました。

現在の対策としましては訪問看護業務システムat homeを導入し、全員にiPhoneを持たせました。
また、LINE WORKSも導入し、細かな部分での確認をできるようにしています。

導入したシステムの細かな機能の部分の説明は後日にしますが、
情報の共有と集約ができる事業所がこれから伸びていく事業所だと思います。
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