本道シェフの『愛あるご飯』は見た目も美しい。
黄色と赤のパプリカには、豆と穀類を和えたモノが詰まっている。
中央の白い山は大豆のディップで、
そこに突き刺さっているのは、揚げたダシ昆布。
割った昆布にディップをつけて食す。
名付けて、ザ・パリパリ昆布。
ディップと昆布は、なんと巨大な鏡の上に盛り付けられている。
すぐにも食べたいけれど、まずは写真撮影。
考えることは、みな一緒だった
本道シェフの言葉で心に残ったのは、
野菜には障壁(国境)がないということ。
肉類は宗教上の理由で食べられない人もいるけれど、
野菜を食べられない人はいない。
誰でも食べることができ、
食べると健康でハッピーになる。
なるほど~~、だから『愛あるご飯』?
野菜メインのお食事なのに、
不思議な満腹感に満たされる。
お腹も心も満たされるって、こういう感じなのか。
そして充実のデザートは、全部で5種類。
全て植物性の材料から作ったそうな。
これは氷の器に盛られたあんみつ。
後方の茶色いのは、チョコレートケーキではなく、
あんみつに添えるアンコ。
でもただの餡ではなく、
ラム酒とレーズンが練りこんである、
けっこう大人でオシャレな味。
スイーツ担当は、湯島食堂のパティシエ、深澤大輝君。
ニューヨークやモナコで修行を積んで、
現在は本道シェフの片腕として活躍中。
28歳、独身。
ハグする時は、事務所の許可が必要。
kokoさんのライブも圧巻だった。
肺がんを患っていたとは思えない、
豊かな声量とのびのある力強い歌声。
彼女の歌は、明るくてパワフルなのに、
包み込むような優しさがある。
これはきっと、耳じゃなくて、心で聴く歌だ。
楽しい時間は、あっという間に過ぎる。
最後に、テトテトテ社長、熊本断捨会のマダムがご挨拶。
参加者全員に手を繋いでもらい、
このごきげんで幸せな気持ちを、
皆さんそれぞれがお家に持ち帰り、
そこで家族や友人に分けてあげてください…と締めくくる。
会場に集った約120名、
多分、その全員が、
とても暖かく、優しい気持ちに満たされていたと思う。
人に優しい空間、食、医療は、
かくも大きな幸福感をもたらすものなか。
熊本の旅で、私が得たものは、
言葉で表現するのがとても難しい。
心の内に刻んで、しっかり消化して、
できれば周囲の皆さまにシェアしていきたいと思う。
熊本レポートに、長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
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