買ってサインをしてもらった。サインなんて初めて。
最新アルバムはソロギター作品集。
握手したよ。付け爪でした。肉厚で柔らかいギタリストの手でした。
マンションの中に造られたホール。
キケシネシの演奏が札幌で聞けるとは思わなかった。
当日は大雨。予約をキャンセルした人もいたかも。
そんなわけで、ホールには本当に興味のある人たちばかりが集まる親密な空気感がただよっていた、と思う。
開演まで一時間くらい。まだ入場者は数名です。
結局8割は埋まったようです。一安心。
ピッコロギターとロンロコ?
5本のギターをツアーに持つてきた。
シンソニードギターではないよ。
基本的には7弦ギター。10弦も使う。
コードワークの美しさが際立っている。
リバーブの古いエフェクターを使ってるらしい。
さて。
コンサートはぼくには模範的なものでした。
暖かみのある、静かな。
熱狂的とは違う種類の、音楽的興奮が感じられる。
ぼくの目指す方向と重なる部分が多く、その意味で模範的なコンサートだった。
ぼくも、こんなふうになりたい。ではなく、こんな雰囲気のコンサートをしたい。
その一言に尽きるコンサートでした。
折しも今日はよさこいそーらんの日。
熱狂的なこのイベントを脇に見ながら、昨夜のキケシネシのコンサートの余韻に浸っていました。