冬は常緑のシダを覚えるのにちょうどいい機会です。
みんな同じように見えるのですが、特徴的なものをシートにして案内します。
常緑のシダ植物 <1>
クラマゴケ
湿ったところや林下の湿った場所に群生する。
コケと名前に付きますが、コケではありません。
茎は地表を長くはう、葉は光沢のある小さい卵形で鱗片状につく。
クラマゴケの特徴に、背葉の縁に鋸歯がある。
クラマゴケ
湿ったところや林下の湿った場所に群生する。
コケと名前に付きますが、コケではありません。
茎は地表を長くはう、葉は光沢のある小さい卵形で鱗片状につく。
クラマゴケの特徴に、背葉の縁に鋸歯がある。
ホソバトウゲシバ
ホソバトウゲシバは葉が細く、全体に小さい点でトウゲシバと区別される。
葉は細く、最も幅広い鋸歯の部分で2mm以下。
よく似たものにトウゲシバがあるが、葉は基部が葉柄状に細くなるのに比べ、あまり細くならずに茎に流れる。
日本全域に見られるのはホソバトウゲシバが多い。
オオバノイノモトソウ
しかも食べないシダ。
イノモトソウの仲間にはほかにイノモトソウ、セフリイノモトソウ、マツザカシダがある。
めやすとして、イノモトソウとセフリイノモトソウ(イノモトソウ×オオバノイノモトソウの雑種)は人里近くから山地にかっけてみられます。
オオバノイノモトソウは山地で、マツザカシダは山地の沢沿いで見られます。
葉に光沢があるのがマツザカシダで、オオバノイノモトソウとイノモトソウにはありません。
中軸の翼がないのがオオバノイノモトソウとマツザカシダでイノモトソウには羽片基部下部が流れ翼となっているのでみわけることができます。
しかも食べないシダ。
イノモトソウの仲間にはほかにイノモトソウ、セフリイノモトソウ、マツザカシダがある。
めやすとして、イノモトソウとセフリイノモトソウ(イノモトソウ×オオバノイノモトソウの雑種)は人里近くから山地にかっけてみられます。
オオバノイノモトソウは山地で、マツザカシダは山地の沢沿いで見られます。
葉に光沢があるのがマツザカシダで、オオバノイノモトソウとイノモトソウにはありません。
中軸の翼がないのがオオバノイノモトソウとマツザカシダでイノモトソウには羽片基部下部が流れ翼となっているのでみわけることができます。
リョウメンシダ
葉は黄緑色から明るい緑色で、葉の両面が同じ色をしているのでリョウメンシダ。
夏の終わりから胞子形成が始まります。胞子が成熟するまでは円腎形の包膜におおわれ、冬になると苞膜がとり胞子の散布がおこなわれます。
ウラジロ
葉の裏が白いからその名がついた。正月の注連飾りや餅の飾りとして使われる。
明るい乾燥した場所にでみられるが、コシダよりは湿ったところを選ぶようだ。
コシダはウラジロに似ていますが、ずっと小形で、葉の分岐の仕方が違います。
ヒトツバ
単葉の葉をもつシダ植物で、岩の上などに着生して見られる。
葉は厚くて丈夫、深緑色で鈍い光沢がある。
裏面には宿存する淡褐色の星状毛を密布し、白味を帯びる。
葉柄を含めて長さ40cm程度まで大きくなる。
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