涅槃仏を見守る沙羅双樹の寺
應聖寺
ーおうしょうじー
関西花の寺 第八番霊場
兵庫・福崎町
宗派 天台宗
ご本尊 聖観世音菩薩
丹波の小京都 出石で、美味しい「出石皿そば御膳」をいただき、
應聖寺へとやってきました。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、
沙羅双樹の花の色、盛者心衰の理をあらわす
『平家物語』の冒頭の一節ですが、
栄えていても必ず落ちぶれるときが来ることを歌っています。
栄華をほこった平家と言えども滅びてしまう。
沙羅双樹もまた1日花で
朝咲いて夕方には寂しく散ってしまうのです。
釈迦入滅と平家滅亡を重ねて歌ったのでしょうか。
(沙羅の木と言われる木は、日本ではツバキ科のナツツバキを指しています)
山門
本堂
こちらから本堂前へと入っていきます
住職さんのお話をお聞きした後、
名勝 應聖寺庭園(江戸時代)を拝見しました
石斛(せっこく)
5~6月に咲くラン科の花
さつきは3分咲きくらいでしょうか
先代の住職が考えた
創作銘菓 「沙羅」 と抹茶で500円(入場料含)
(敷き紙を取って撮影)
カーネーションの仲間で
スピーチ チェリーとお聞きしましたが、ネットで出てこなかった
涅槃図(ねはんず)
釈迦が入滅する様子を描いた絵画
釈迦は頭を北に、顔は西に向け横たわる
沙羅の木が東西南北に2本ずつ植えられていました
(2本ずつ植えていたので沙羅双樹と呼ばれる)
お釈迦様が死を迎えた時、
寝床の四辺にあった 『 沙羅双樹 』 ( さらそうじゅ ) は
白い花をひらき落花させて遺体を覆い、樹は白く変色して枯れ果てた と伝えられています。
涅槃仏
先代の住職がつくったもので
頭と足をつなぐさつきの花が美しい
仏頭
仏足
沙羅双樹
まだ蕾も固い
朝に咲き、夜には散ってしまう短命の白い花 は、
昔から 「 人生の儚さ 」 ( はかなさ ) への想いと重ねられてきました。
これは早咲きの沙羅
中国産で少し赤みがある
お地蔵様
睡蓮の池
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
明日も 皆様のお越しをお待ちしております。
今月末まで
コメント欄を開けてます
良い庭園ですね
お茶を頂きながら見てるお二人さん良い雰囲気です
涅槃仏 先代の住職さん
後世に立派な物を残されましたね
降っています。前日から気温が下がり
慌ててジャケットを羽織っています。
立派なお寺さんと花に囲まれて、心静まるようです
梅雨時期の雨ではない様な豪雨が続きますね。
先日は北広島の「カキツバタの里」にお付き合い頂、コメントやグッドを有り難うございました。
ーーTo You PC--
*此処も素敵な庭園を持つお寺ですね~!
涅槃図や皐月の涅槃像や沙羅双樹の花など一枚一枚ゆっくりと言った気持ちに成って見せて頂ました。
ご紹介、有り難うございました。
ーーお誘い! My PC --
('_')今朝は錦帯橋で有名な故里岩国市へ花菖蒲が咲いていると聞き出かけて来ましたので一緒にお付き合い頂ければ幸せま~す!
!(^^)!ご覧頂いた感想やご意見をお待ちしていま~す!バイ・バ~ィ!!
涅槃仏像の何と慈愛に満ちた
安らかなお顔。。
6地蔵さまの並ぶ様子も手の違いが
それぞれですね^^
夏椿は1日の命、それだけに可憐な
美しさに感動しますね。
綺麗な花々をご紹介くださりありがとうございます。
そうそう、おっしゃっていた荒木村重氏。。
たしかに自分勝手な感じがしますよね。
後年、結局、再登場しますので、その時をお楽しみにって感じですが。。。