
音無井路十二号分水 (円形分水)
大分・竹田
(2015年12月23日~2016年3月8日 九州一人旅の記録)
取水口から十二号分水までの水路は明治25年(1892年)に完成したが、
ここから三線の幹線水路に分配する水の量を巡って争うが起こるようになったことから、
昭和9年(1934年)に円形分水が設けられた。
音無井路十二号分水の円筒分水は、
サイフォンの原理を利用して円筒の中央から湧出する0.7m³/sの水が、
その外側に設けられた円筒に均等に穿たれた20個の四角形の小窓によって分水され、
最外周に三分して設けられた分水枡に貯められた後に3つの幹線水路に注ぎ込むようになっている。
20個の小窓は3つの水路に割り当てられた水量に比例して、
それぞれの水路に5個、8個、7個が割り振られている。
平面図で書くとこのようになります
(音無井路十二号分水ではありません)
図の例では、(1)、(2)、(3) はそれぞれ 3:1:4 の割合で分配される。
参考 ウィキペディア
入ってくる水は
ここから湧き出してくる
出るときはこの小窓から出てゆく
小窓の数により
一定の割合に分けたられた水は
それぞれの用水に流れてゆく
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