あらぬ方を 見つめて・・

＜ほんのいたずら心で
写真画像を油絵風に加工しています。
暇つぶしに覚えた遊びにはまりそうです＞

なにか　

落し物をしたような

どこかへ忘れてきたような

すこし　不安で　しかし

それほど心配ではなくて

やっぱり　怪訝な心が　沸々として




気にならないような　素振りで

日常の仕事を　片付けているうちに

何が気がかりだったのか

忘れてしまって　苦笑しているわたし





深く　思いつめないのは　

性格的な癖ではなくて

ある時期　深く思いつめないように

自己管理した　名残であることを

ふと　思い出してしまった





心は　不思議なほど

大まかで　あるがままで

それでいて　抑えきれないほど

繊細で　傷つきやすい




行きつく所を　見失うと

すべてを捨てて　

心を　捻じ曲げ　閉じ込め

あらぬ方を　見つめて

逃げ出したくなる




不自然に　繕った言葉でなされる

因数分解は　正直にあるがままを

受け入れようとすると　分裂する




厄介なのは　自分を許せない心

妥協しようとする　思考を

即座に　断裁してしまう決断




不自由な生き方を

随分と　重ねてきたものだと

秋の風に　身をゆだねて

時を　忘れる

アスター
花言葉　赤-変化、　ピンク-甘い夢、
　　　　紫-恋の勝利、　青-信頼、　白-信じてください