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些細なことでも
響くように 心に沁みこむ日がある
それが 嬉しいことなら
大げさに 喜びを表し
歌さえ 口から 溢れでるだろう
違う これは 違うと
感じてしまった時
不協和音が 地の底から
這い登るように
心の深部に 達してしまったら
元へ戻す術を 知らないことに
あらためて 気付いた
心の動きに ご破算はないのだと
学習してこなかったのか・・
些細なことのつもりが
心底を揺るがす 根の深いものであれば
方向転換することで
立ち直る術を 見出してきたのだろうか
回れ右は 容易(たやす)いことではないけれど・・
山道を分け入って
辿り付いた 小さな池の面に
枯葉が 頼りなげに浮かんでいる
明日も 浮かび明後日を迎えるか
今宵 月の出を待たず
池の底に 沈みゆくか
もしや 差し伸べた手に
秋色の葉の名残を 夕日色に染めて
今ひとたびの 賛辞をうけることになれば
病んでしまった 心を
かすかにでも
慰めることになるやも知れぬ
秋色は かくも寂しく
かくも 人恋しきものなれば
響くように 心に沁みこむ日がある
それが 嬉しいことなら
大げさに 喜びを表し
歌さえ 口から 溢れでるだろう
違う これは 違うと
感じてしまった時
不協和音が 地の底から
這い登るように
心の深部に 達してしまったら
元へ戻す術を 知らないことに
あらためて 気付いた
心の動きに ご破算はないのだと
学習してこなかったのか・・
些細なことのつもりが
心底を揺るがす 根の深いものであれば
方向転換することで
立ち直る術を 見出してきたのだろうか
回れ右は 容易(たやす)いことではないけれど・・
山道を分け入って
辿り付いた 小さな池の面に
枯葉が 頼りなげに浮かんでいる
明日も 浮かび明後日を迎えるか
今宵 月の出を待たず
池の底に 沈みゆくか
もしや 差し伸べた手に
秋色の葉の名残を 夕日色に染めて
今ひとたびの 賛辞をうけることになれば
病んでしまった 心を
かすかにでも
慰めることになるやも知れぬ
秋色は かくも寂しく
かくも 人恋しきものなれば
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ミヤマフユイチゴ
花言葉 あの日を思い出す