
ファッション誌を見ていると、モデルさんが内股でかわいらしく立って、ポーズをとっているお写真をよくお見かけます。
この立ち方、ここ数年流行っているポーズなのかもしれないわ、と思います。
小さな子供たちにお教えしている時、少しずつleg[脚]を根元から外に開いて立つコトを覚えていくために、時々3番ポジションで立ってもらいます。
5番(5eme)ポジション[Cinquième position:サンキエームポジション]は、leg[脚]を外股で前後させクロスさせた様な立ち方。leg[脚]を根元から外に開いた状態で、片脚の親指側に、もう一方の脚のかかとの外側を付けて膝を伸ばして立つ形。3番(3eme)ポジション[Troisième position:トロアージエームポジション]は、それを少し緩くして立つ形。
Insight: Ballet glossary - positions of the feet by Royal Opera House
ポジションのお話をすると、英国ロイヤル・バレエ団のこのビデオは欠かせませんね。
全く初めての子供たちは、内股にleg[脚]を重ねて、3番の逆バージョンの様に立つコトが多く、磁石の様に床にへばり着いた小さなかわいい足の裏を動かして、ムリのない程度に外側に開き3番ポジションに直す、という作業が続きます。
右、左や、かかと、つま先、など。まだはっきりと理解していない小さな子供たちにとって、とても難しいポジションです。
まっすぐや、内股が立ちやすいのだなぁ、と感じると同時に、ファッション誌などの影響もあるのかしら、と思います。かわいいモデルさんが、内股でかわいく立っている姿はマネしたくなってしまうのかもしれません。
その後、お家で練習を重ねたのかもしれませんが、leg[脚]を腿の根元から外に開いて立つ3番ポジションが少しずつ出来る様になっていく小さな子供たちを見ていると、その吸収力に感心してしまいます。
そして、まだ生まれて3~4年しか経っていないのに。と感動もしてしまいます。うるっ。
Tchaikovsky: Swan Lake - The Kirov Ballet
The Mariinsky Ballet[マリインスキー・バレエ(旧名称:キーロフ・バレエ)]の白鳥の湖です。ロシア サンクトペテルブルクの世界最高峰の格調高いバレエをご覧下さいませ。劇場名の変更(キーロフ劇場→マリインスキー劇場)に伴いバレエ団の呼び方も変更されたみたい。
これは、大人の女性の方々にも感じるコトで、その時は初めてでワケがわからなくても、一度でも経験したステップなどは、次回とてもやりやすそうに、イイ感じに変わっていきます
。
カラダが記憶していくのだと思います。
カラダへの良い記憶を増やして、良いイメージを持って、楽しみながら進化していきましょう。
足のポジション 仏:positions des pieds | Dance Cube -チャコット webマガジン
足のポジション | 覚えよう!バレエ用語 | チャコットの「はじめてバレエ」
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Special thanks | swan headline photo: artsfest © Guy Evans