◇第８９回選抜高校野球大会準々決勝 大阪桐蔭４―２東海大福岡（２０１７年３月２９日 甲子園）
第８９回選抜高校野球大会第１０日は２９日、甲子園球場で準々決勝の４試合が行われ、第４試合は５年ぶりの春制覇を狙う大阪桐蔭（大阪）が４―２で３２年ぶり２回目出場の東海大福岡（福岡）を下し、２年ぶりの４強進出を決めた。これでベスト４が出そろい、あす３０日に行われる準決勝は第１試合で報徳学園（兵庫）と履正社（大阪）、第２試合で大阪桐蔭と秀岳館（熊本）が対戦する。
打線は２回無死三塁で無得点に終わるなど、好機を生かせない嫌な流れがあったが、５回２死一塁の場面でスタメンに起用された８番泉口が内角球を強振。右翼線への三塁打を放ち先制した。７回には１死三塁で山田の中前適時打、徳山の左前適時打で追加点を奪い、８回にも福井の犠飛で加点した。
先発の徳山は粘投。８回に２点を失ったがリードを守り抜いた。※引用しました!
大の巨人ファンで知られるお笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二（５２）が２７日、東京・吉祥寺で野球全般をテーマにしたトークイベント「田中裕二の野球部」を開催した。
田中といえば、５年間務めたＴＢＳ系スポーツ番組「Ｓ☆１」の司会を卒業したばかり。熱戦が繰り広げられる春の甲子園にも熱視線を送っており、イベントではプロ注目の早実・清宮幸太郎内野手（３年）について言及。卒業後の進路について「巨人に入ってほしい！」と“ラブコール”を送った。
早実は２回戦で東海大福岡に８－１１で敗れるも、清宮についての評価は揺るがないようで、「打球の早さが全然違うし、飛距離も異常。すでにプロレベルだと思う」と力説。会場では早大進学、プロなら育成に定評のある日本ハムがいいなどさまざまな意見が飛び交ったが、田中は「早くプロでみたいね」と熱望した。
今年注目の新人については広島・加藤拓也投手（２２）を指名。「同じ（出身の）中野八中としてがんばってほしい」と“地元愛”を込めてエールを送った。
イベントには大の広島ファンで知られるお笑いコンビ、アンガールズの山根良顕（４０）がゲスト出演して盛り上げた。（ＭＭ）※引用しました!
＜センバツ高校野球：秀岳館９－２高崎健康福祉大高崎＞◇２９日◇準々決勝
秀岳館（熊本）が昨年春夏に続く３季連続の４強入りを決めた。
１回、３番木本凌雅内野手（３年）の２ランで先制。３回に１点を加えると４回に４安打集中し４点を奪い７－０とした。その後も加点し１５安打で９点を奪った。
守っては最速１４８キロの豪腕サウスポー、川端健斗投手（３年）が力投。１４０キロ前後の速球と鋭いスライダーなどで１３三振を奪った。「機動破壊」は売りの高崎健康福祉大（群馬）には５盗塁を許したが動じず。２失点に抑え完投した。※引用しました!