終わりははじまり

泣いた昨日　立ち止まった昨日



全て明日につながる



目の前にある　扉を開けば



はじまりのとき




（はじまりのとき）






終わりがあるもの



終わった瞬間が



新たな道のはじまり

消去

消してしまいたいような出来事は


容易に消すことができないのに



消したくないこと


それほどに大切なこと



消してしまうのは


何故？



誰かのいたずら？

静かに

静かに


目をつむって


ゆっくりと


呼吸する


準備はいいか？


さあ！

あの時の君へ

自分とは何でどこへ向かうべきか

問い続ければ見えてくる

荒れた青春の海は厳しいけれど

明日の岸辺へと　

夢の舟よ進め

今　負けないで　泣かないで

消えてしまいそうな時は

自分の声を信じ歩けばいいの

大人の僕も傷ついて眠れない夜もあるけど

苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから

恐れずにあなたの夢を育てて


（手紙　～拝啓　十五の君へ～）




春夏迎える　数むたび

思えば長い年月を...♪


振り返れば

長かったような

短かったような


あの時の君は

大人びた寂しい表情を見せていた

それを吹き飛ばすほどの

表情を今見せてくれている


あの時の君と

今日の君に

感謝...ありがとう

そして

おめでとう

無意味

いじけるのはよせ


自分にそう言い聞かせた。


殻に閉じこもったところで


なんの解決にもなりはしない。


結局、人間は誰もが独りだ。


他者と心が通い合うなんて、


甘えから生じる夢想にほかならない。


だから独りでいるしかない。


自分がこの世に存在することが


過ちだったという認識が、


徐々に深まっていく現在、


頼れるものを求めてもがくことほど


愚劣な行為はない。


自分は無意味だった、


その事実をただ


受け入れるしかない。



（松岡圭祐）





無意味なもの


たくさん存在するが


自分が


無意味だなんて


考えるより


先に考えること


いっぱいあるでしょ