新たな知恵

夜が更けたら
何も考えずに眠ってしまおう。
昨日も一昨日もそうだったように。
寝てしまえば、
嫌でも明日がやってくる。
明日になれば
きっとまた
新しい知恵も
生まれてくるというものだ。 (乃南アサ)



嫌なことがあったり



思い悩むことがあったり



行き詰まることがあったり



日々絶え間なく



何かが湧き起こる



そんな夜は



何も考えずに



眠ること



きっと明日は・・・

春雪とともに舞え

春に降る雪


冬の雪と見紛うほど


ひらひら舞って


別れ


そして　また別れ


去る人の


背中を見て


「さびしいよ」って


心の中で


叫んでた


空に舞う春雪に


その寂しさを


放り投げた


ひらひらと


白く　美しく


私の想いが

忘れ雪

まだ降るの？



うっすらと白く染まった世界



忘れ雪？



この忘れ雪に



願いを託す



ひとひら舞う雪



花ひとひらに変わるとき



願いが叶う　　のかもしれないね

わずかでも

わずかしかもたぬ



わずかしかもたなくても



足りない、と



思わなければいい



たくさんもつ



ありあまるほどもっていたら



みんなに



わけあたえるだけの



余裕があるだろうか？



きっと独り占めしてしまうはず



だから



もつのは　わずかでいい



欲は捨てよ

風へ想いを

遠い遥か彼方の先に



手繰り寄せた想いよ



風がそっと



教えてくれた囁きに



心は揺れる



...



何一つとして



同じものなどはないから



この手に一片の



尊い想いを抱いて



あなたと共に行く




（サクラビト）





風が


肌を刺すほどではなくなっています。


春？


桜の便りはまだですが


彼方からの春の空気も


そろそろ


運ばれて来ています。


いいこと


ありそうですか？


春


みんなに訪れます。