蕾 春はそこに

消えそうに　咲きそうな　蕾が今年も僕を待ってる



掌じゃ掴めない　風に踊る花びら



...



立ち止まる僕のそばで



優しく開く笑顔のような　蕾を探してる　空に




（蕾）




自分が本当にやりたいこと



他人を満足させること



やっぱり



大きく違っている



自分に必要なコトって何？



古い文学　古い音楽...



ひとり密かに



完成度を上げよう

空を読む

思いどおりになんていかない　　愛したい人には伝わらない



明日が読めるわけでもないのに　　どうして空を見上げてるんだろう？



月の裏側のようにここからは見えない　　あなたの影を



全部見渡す　　ロケットがあればいいのに



...



あなたは何を思うのだろう　　この空から何を読むのだろう



永遠に知ることのない明日を　　くちびる噛みながらそれでも待ってる



どうして人は空を見上げるんだろう？






（空を読む）





空は空の想いがあって



その表情を変える



空は空の願いがあって



その色を変える



見上げる空



いつも違っていて



わたしを見下ろしている



だから　わたしも



空を



見上げるんだ



空のキモチ



読んであげるの

冬を越えて

満開の季節だけを



君は懐かしんでいてはいけない



木枯らしに震えていた



冬を越えて花が咲く


（桜の木になろう）




激寒の中



耐え抜いて



どんなに　どんなに



雪深くても



木々の蕾は



雪に守られている



優しく包まれて



穏やかな風とともに



花開く

＊ 和 ＊

Ｈｅｙ和　この地球に生まれ



Ｈｅｙ和　僕等は出逢えた



君の為に何が出来るのだろう



Ｈｅｙ和　咲く花のように



Ｈｅｙ和　大地は色づく



捨てない　希望　守り続けてゆく



願いを込めて　今　想いは繋がる


いつも　君がいるから



（Ｈｅｙ和）




大地の鼓動


聴こえたあの日


未来に向かえ


そんな想いだった

pray

想像したより冷たい風に　生きる心地　つかんでいる


...


つながっているひとつの大地の上


どんな涙も　どんな歓声も


耳をすませば　聞こえてくるだろう


今日もどこかで　だれかが　だれかのために祈る


（ＰＲＡＹ）





祈る


祈ることで


心鎮まる


哀しみも


怒りも


この冷たい風に


吹き飛ばしてもらおう

＊＊
　昨日、３月１１日
　１４時４６分
　黙祷しました

　たくさんの人の
　それぞれの思い
　みんな　尊い思い
　　　　　　　　＊＊