山仕事をしていると、いろいろな虫に悩まされます。虫かと思っていたらキノコだったという話。
枯れた木を処理すると、木くずが舞い、衣服の隙間から虫が体中に侵入します。作業が終わってから熱いふろに入れば、爪ダニのような虫は死んでくれますが、熱い湯でも死んでくれないものがあることに気が付きました。
作業終了から1週間ほどすると現れる吹き出物、かきつぶすと、
決まってこんなものだ出ます。長さ1ミリ。
昆虫には見えません。乾燥シイタケで100グラム当たり20グラムのタンパク質が含まれているそうで、もしかすれば、動物性キノコ。
キノコ類の溶血タンパク質, ヘモリシンの分布と特徴 (jst.go.jp)
【ヘモリシンは・・・・細胞崩壊を引き起こすタンパク質であり, 細菌, 海産動物, キノコなどにその存在が知られている. 】
【スギヒラタケの不活性型ヘモリシンは20分間の煮沸処理でもキノコ中で安定であった.】
杉の間伐で腐った杉を処理しているのですから、スギヒラタケ、ありえます。
吸血キノコ退治方法
殺菌成分が入っていれば何でもいいと思うが、メンタムがあったので塗ってみた。すぐにかゆみが取れ、有効。湿疹の中心には小さな水ぶくれがある。表面の薄い皮膚をかき取ってから塗るのが良いかもしれない。
爪ダニ退治法
爪ダニは潜伏しているところでは血を吸いません。数センチの間隔で3か所ほど血を吸って潜伏します。かゆくなるのは半日後ですから、見つけるのは至難の業。皮膚を手のひらで撫でていると、髭の剃り残しのような突起を見つけることができます。爪でひっかいても取れませんが、蚊取り線香の火を近づけて殺すと取れます。
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