「商人竜馬」
津本陽著
日本経済新聞出版社
幕末の解釈が変わる1冊。
薩摩・長州に密貿易で溜め込んだ金で近代兵器を大量に買わせ、幕府は内乱を避け北に逃走。兵站が伸び、薩長も疲弊。タイミングよく現れた土佐は新政府を支配。
内乱で弱ったところを突くはずの諸外国は当てが外れ。
軍師は見通していたのだろうか、だとしたら誰じゃん。
2022年2月、高知城歴史博物館より
【容堂として政界に復帰、将軍家茂の上洛による公武合体実現】
【龍馬や後藤は大政奉還の動きを進め、容堂を動かしてついにそれを実現】
【西郷隆盛や岩倉具視を中心に計画されたクーデターにより情勢は一変、戊辰戦争】
【容堂は最後まで徳川家擁護のために尽力しますが、戦火があがると官軍に加わり、板垣退助率いる土佐藩兵が東進】
容堂にすれば、戦うことなく東進するためには官軍に加わるしかない。作戦が竜馬を通して官軍に漏れることを恐れたとすれば、消せ。土佐の支配がなければ岩倉天皇も、もしかしたら。
陽動作戦の語源は容堂にあり。
幕末最大の謎、龍馬暗殺事件。近江屋で何が起きたのか?黒幕はいたのか?徹底調査 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン (intojapanwaraku.com)
土佐弁の主は福岡?
本題に戻って、軍師は、勝海舟。
幕末のDS、春嶽、宗城、容堂、久光、容保、慶喜。若州会議、海舟から教わった政治を慶喜が提案。
海軍操練所で海舟は竜馬、隆盛と会う。
薩長同盟、倒幕・佐幕に分かれて戦い、多すぎる武士、熱血攘夷派を消すには長州を巻き込む必要があった。
倒幕軍師は大村益次郎、宗城を知る開国派。
会津で戦いが終われば薩摩の新政府。さらに消耗させるために函館に独立宣言。容保の新選組。
戦い終われば、DSの新政府。新選組は警視庁に。
DSのワクチン陰謀説、案外本当だったりしてと、昨今。
参考、幕末史、半藤一利。
戊辰戦争は、慶喜蟄居後。函館は江戸が東京になってから。倒幕・佐幕の戦いと言うより、?
西南戦争で軍は薩摩から長州に移ったようですが、土佐が出てきません。「商人龍馬」再び、
封建と民主の戦争としよう。