JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

キンバー成らず

2012-06-28 11:44:32 | 北上島地球史
写真右、手触りからキンバーライトかと思ったが残念。
風化した花崗岩でした。堅い岩と思っていましたがボロボロです。

いや、花崗岩にしては隙間だらけ、風化ではない、火山弾?

アップで比較。左には白金の結晶が入っています。右は雲母。

調べたところ、キンバーライトは青く、表面は酸化して黄色いとありましたが、
色合いの分かる写真がありません。
左の石、それほど青くありませんが、青味のある灰色です。

キンバーライトが今一はっきりしません。

http://www.geocities.jp/fukuhara_1919/kinsahaltykin2.htmlより引用≪
通常、白金は超塩基性岩といわれるマントルから上昇してきた岩石の中にしかありません。この岩
石は地表では変質して「蛇紋岩」と呼ばれる岩石になっていることが多いのですが、≫

http://www.mtc.pref.kyoto.lg.jp/inf/cen/pub/pre/cre/no063/3.htmlより≪
ダイヤモンド原石を含む母岩であるキンバーライトは、比較的地質構造が古い場所にしか存在していません。≫

キンバーライトとは、
カンラン石と雲母を主要構成鉱物とする超塩基性の火成岩。

ますます分からない。
私が思い描いているキンバーライトは、
青灰色で、花崗岩のようで、火山弾の様でもろい石だ。
白金はこの辺では採れないとされている。キンバーライトは大陸にしかないとか。
白金とダイヤの入ったキンバーライト、ないのか。
この二つ、どちらもキンバーライトじゃーん。

さらに、
http://www1.tecnet.or.jp/earth/3Mecha/3_07/3_60.htmlによれば≪
キンバーライトと呼ばれる石は、日本からは見つかりません。
キンバーライトは、マグマが地表に噴出して固まった岩石です。
キンバーライトが形成された時代は、先カンブリア紀(5億4200万年前)以前の古いものばかりです。
岩石の特徴として、揮発成分やカリウムをたくさん含むこと、分類では超塩基性岩になること、カンラン石が多い雲母(金雲母と呼ばれるもの)を主要な結晶として、輝石やザクロ石なども含んでいることです。雲母カンラン岩と呼ばれることもあります。一般に蛇紋石化していることが多いようです。≫

ちょっと疑問、噴出した物が蛇紋石になるか。
「キンバーライトが形成された時代」は「ダイヤモンドが形成された」かも。
ダイヤモンドによる年代測定か。噴出はジュラ紀。

デボン紀 ー 約4億1600万年前から約3億5920万年前までの時期を指す
早池峰帯は後期デボン紀海洋プレートと考えられる。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/116/4/116_4_219/_article/-char/ja/より≪
北部北上帯葛巻-釜石亜帯
葛巻-釜石亜帯の形成に関与した海洋プレートは少なくとも後期石炭紀には誕生していたことが確実≫

この二つの石は、隙間だらけで粒がバラバラになり、マントル由来物を含む。
キンバーライトを150Km以深から噴き出した石と定義すれば、どちらもキンバーライトだ。

みっけ。
http://strati.sci.hokudai.ac.jp/kawamura/theme/theme.htmに≪
渡島帯およびその南方延長の北部北上帯では,先カンブリア紀の高度変成基盤に由来すると考えられる砕屑性ザクロ石・ジルコンが報告されていますが,≫

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