JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

さくらさくら

2012-04-29 19:48:24 | Weblog
初夏の陽気、と言うのかな。イッキに咲きました。

こちらの桜石もキレイ。

左は鉄を含んでいて、色が濃い。
どちらにも微小金が見える。

境界面は黒く帯状になっていて、鉄と金が集まっている。
小さいがこの帯の中の金粒、いや、黄鉄鉱。
条痕色を見ればハッキリするが、石の種類からすると鉄。

石目で調べてみた。なるほど。
組成の違う石が高温下でぶつかると、境界面で再結晶化が起きる。とある。
左右から圧力を受けゴム化した石(鉱化流体)が縦方向に流れ、
含まれていた鉄・金が集まった。
動力変成作用が起きた石を見つけないと金粒は見つからない。っか。
石界の神の何とタイミングの良いこと、またも良い教材を提供してくれた。

石の目を探してたたいた。いともたやすくパッカリ。
目の隙間に集まった金。

滲み込んだ水が石を溶かしたのか。

まったく均質ということはないだろうから、ひとつの石の中でも動力変成は起きるだろうと考えていた。
磨いた石の一面、中央に金が集まっている。
縦方向にできた目は、まるで川を上空から見ているようだ。
流動化した石が流れたのか、下の部分はまるで扇状地の様に見える。


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