河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

ちょっといっぷく40 幻の駅

2022年12月21日 | よもやま話

明治31年3月、柏原~古市間が河陽鉄道によって開業。 
翌年5月河南鉄道が事業を継承し古市から富田林、河内長野へと線路を延ばした。
その河陽鉄道設立に際しての「河陽鉄道株式会社目論見書(明治26年)」なるものが国立公文書館に残っている。
その中にある計画当初の路線図である。点線が鉄道。

よく見ると現在のルートとは違う。
東高野街道(一部は旧国道170号線)の東側を通っている。
あるいは石川の堤防沿いに通す計画だったのかもしれない。

だとすれば、川面の浜あたりに駅があったことになる。
太子町や河南町、広瀬(羽曳野市)の人々の便もいいではないか。
だのに・・・オジャン!
そらそやなあ・・・洪水の時は危ないで!


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