運動会の季節だ。
「位置について」「よーい」・・・ドン!
子どもたちが元気に走る。
十数年前から、日本陸上競技連盟では、スタートの号令が英語に変わっている。
「位置について」=On your mark!。「用意!」=Set!・・・ドン。
子どもたちが整列する。
先生が号令をかける。
「前へ倣え。きおつけ、休め」
ところで、「きおつけ」は漢字でどない書くのんやろ?
幕末、幕府はフランス式軍事訓練をとり入れ、薩長はイギリス式軍事訓練をとり入れた。
仏英ともに「きおつけ」の号令は「attention」だった。
本来は「stand at attention」の略で〈直立不動〉あるいは〈注目して立て〉なのだが、
幕府・薩長ともに「attention」を〈危険な事に注意せよ〉の意味にとらえて「気をつけ(ろ)」と翻訳した。
以後、「気をつけ」は軍隊だけではなく学校教育にもとり入れられる。
なるほど、「attention please」が〈ご注意ください〉の意味あったら、危のうて飛行機乗ってられへんがな!
だが、戦後の1946年(昭和21年)に、軍国主義の色合いが濃いというので、文部省は「気をつけ」の号令を使用禁止にした。
「気をつけ」が復活するのは、1965年(昭和40年)の文部省『集団行動指導の手びき 27』からである。
そないいうたら、ワイの小さい頃の整列の号令は「前へならえ、やすめ」だけあったわ!
戦後、20年近い間、「気をつけ」は死語になっていたのだ。
それで、あなたは、このブログの記事で何を述べようとしているのか?
「あなた」ってワイかいな? ええ? そやそや、運動会・・・徒競走・・・スタートやがな!
それだけでは、何のスタートなのかわからない。
そやから、落花生を道の駅に出荷する、我が畑の今年の初のスタート、「位置について、よーい・・・ドン」やないかい!
On your mark・・・Set?
そや、そやがな!
お客さんからクレームが出ないように「attention please」しなければならない?
そやから、attentionして、背筋伸ばし気をつけしてると言いたかったんじゃ!
なるほど。
えらい簡単に人の話をまとめるなあ。おまえは、いったい、誰やねん?
あなたこそ、えらそうに、いったい、誰なのだ!
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