河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話147 / 眠り

2024年10月03日 | よもやま話

若いときは睡眠時間四、五時間という時もあったが、今は8時間眠ることにしている。
研究によると、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)の山が五回あるのが良いらしい。
一つの山が1.5時間として「1.5×5回」で7時間30分がベストだという。
もちろん、個人差があって、8時間の人もいれば、7時間眠ればよいという人もいる。
どっちにしても、人生のほぼ3分の1(1/3)は眠っていることになる。
一日の1/3眠って、1/3働いて、1/3は私的な時間をもつというのが理にかなっている。

何かの会合で10㎞ほど離れた会場へ車で行く。
会合が終わってからの帰り、道に迷う。
銀行のビルがある交差点に差し掛かる。どっちへ行こう……と右折する。
二車線の広い道路を数キロ走ると、一車線の道路になり、閑静な住宅街に入る。
碁盤の目のように区切られた道をグルグルと回る。
そのうち、出口が見つからなくなり、同じ道を何度も永遠に堂々巡りしていた。

昨日は9時に寝て、真夜中に目が覚めた。時計を見ると0時、浅い眠りのレム睡眠だ。
ガレージのトタン屋根を打つ雨音が聞こえる。
道に迷ったのは夢だった。
同じ夢を、もう何度も見ている。
それも一寸たがわず、まったく同じ夢だ。
よくよく考えると、明日は雨という日に限って同じ夢を見ている。
大雨が降って増水すると、かってにしぼむ風船ダムの管理を任されている。
ダムがしぼんだ後に減水した時、その風船ダムに空気を入れて起立させるのが役目だ。
これは、ちょっとしたストレスである。
それに、雨が降ると畑仕事ができない。これもストレス。

ある研究によると、繰り返し同じ夢を見るのは、農が、寝ている間につらい出来事を処理してくれているのだという。
夢占いによれば、同じ夢を見るのは同じストレスを感じているからだという一方で、そのストレスを何とかしようとする責任感からだという。
なるほど、よくない夢を見たからといって、けっして悪いことではないのだ。
夜中からの雨は、昼前まで続いた。
今日は、のんびりとして、8時間ゆっくりと寝て、いい夢を見ることにするか。


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