庭の梅が小さな実をつけている。
梅の木の下のリュウキンカが艶やかな花を咲かせている。
ずっと「龍金花」だと思っていたが、調べてみると「立金花」と書く。
立つように茎を伸ばしてその先に花をつけることからついた名だという。
近くの堤防の桜が咲き出した。
花見シーズンに入るのだが、明日からは雨模様。
そこで、芽出しをしている里芋に雨をあててやろうとビニールを外していると、近くの百姓仲間がぶらりとやって来た。
「今年は親芋植えに挑戦するわ!」と言うと、土に埋まった親芋を見て、
「それあったら逆さまにせんとアカンがな!」
大きな芽が出ている頭の部分を3㎝ほど切って、その切り口を下に、根の部分を上にして植えるのだと言う。
そうしないと太い芽が一本の大きな茎となって、葉っぱだけが茂って子芋をつけないそうだ。
逆さに植えるといくつかの芽が出て、そこに子芋がつき、それが親芋になって更に子芋をつけ、1.5倍の収穫になる。
おまけに深い部分から芽が出るので、芽かきをして土寄せをする必要はないのだと言う。
切るのは植える前にして、太い芽を指で追って逆さまにして埋め直しながら思った。
芽出しの駄目出し!
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