iPS細胞研究を支援

年末に右足首に火傷をした。応急処置が正しかったので、水ぶくれが大きかったものの動ける状態のまま過ごすことができた。

やっと皮膚が盛り上がり元の状態に戻りつつある。約1ヶ月経っているだろう。

別件の付き添いで総合病院に行った。いつ行っても病院は患者さんで溢れている。こんなにもたくさんの人たちが病気やけが、体の不調で苦しんでいることを知る。

言うに言われぬ痛みや苦しみを抱えている人も多かろう。私の火傷なんてたいしたことない。でもその時の痛みを思い出し、病院に来ざるをえない人たちの痛みの何十分の一かを感じてみる。

今日の新聞「この人」に掲載されていた「山本育海」さん。進行性骨化性線維異形成症(FOP）と戦っている18才の青年である。

全身の筋肉関節が次第に骨に変わる病気で、あごも骨化が進み口が数㎜しか開かず食事が取りづらくなっているという。

にもかかわらずiPS細胞研究を支援するための寄付を呼びかける活動をしている。自分だけじゃなく他の難病患者にも救いとなるiPS細胞。どれだけ多くの人が待っているだろう。

「山本育海」さんのブログを見た。壮絶である。体が動けるうちにできることをしたいとの思いを切々と綴っている。

18才である。81才ではない。全国には他の難病でもたくさんの「山本育海」さんがいる。かくいう我が息子も自己免疫疾患の難病を抱える一人である。

iPS細胞の研究が進み、実用化されることを切に願う。少しだけだけど寄付をしようと思う。

育海くんの治療法や治療薬を早く見つけていただけるよう、また、ひとりでも多くの方にFOPを知っていただくための活動資金を募っています。
金融機関 ： ゆうちょ銀行
口座番号 ： 記号14370　番号81080231
口座名義 ： ＦＯＰ明石（エフオーピーアカシ）