暖を求めて温泉行き

寒い、日本全体が冷蔵庫の中にいるみたいです。

コタツムリに徹するか、いや、コタツムリよりサルの方がいいかなあ。申年でもあるし。

野猿サルよろしく、避寒地を求め近くの温泉に行きました。

暖を求めて来ているのは、もと嫁、もと娘、今は卒業したたらちね族がほとんどでした。　

暇人だねえ。リハビリ？　　いいえ第２、第３、第４の青春を謳歌していると言ってただきだいですよね。

温泉大好きは、何もたらちね族ばかりじゃあございません。温泉研究部がある女子大だってありますから。

ジャグジーにゆったりと身を任せ、半眼半口のまま、眠っているのか起きているのか、つつかれないと分からないような中でも、視野のすみには行き交う三段腹が入っている私です。

たまさか現役娘、現役嫁のむっちりした胸やおいどに出合うと、懐かしきを覚え、ほんの数秒視線を送ってしまいます。

「恋に溺れる１８才　風呂で溺れる８１才」

私はと言えば、溺れるほどゆっくりつかった温泉、出たらふうらふうらと足下おぼつかず、まるでお酒に溺れたようでした。

寒さも気にならず、いい気分になって、さて、次何しよう？　とろけた頭で考えます。

本を読もう。えっ？　そんな、大丈夫？　どんな本を読んだかって？　　ー続くー