のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



茄子の花

2016年06月29日 | つれづれ日記
「茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない」





茄子の花が咲いています。実が大きくなり、ぼつぼつ収穫です。

茄子はたくさんの肥料が必要で、育てるのに苦労するといいます。

でも咲いた花は必ず実になるところから、昔から使われている諺です。

子育てもたくさんの肥料を与えれば、必ず立派に育つ、と言えればよいのですがなかなかそうはいきません。

親にあれこれうるさく意見された覚えは少ないものの、父親には「本をたくさん読みなさい」「字を丁寧に書きなさい」「なんでも気のすむまでやり遂げなさい」など、

母親には「嫁ぎ先の親と考えが違っても逆らってはいけないよ」「自分ができることはだれにでもやってあげなさい」「無駄使いせずに生きたお金の使い方をしなさいよ」などなど、ごく当たり前なことを何度も言われてきました。

時に母親に逆らうと「後で必ず自分にしっぺ返しが来るよ」ときつく言われました。

今巡り巡って同じことを子どもに言っている自分がいます。

そっぽを向かれ、反抗されても言っておくべきは言っておく、親とはそんなものなのでしょう。

「親の意見と冷酒は後で効く」 親がいなくなってからあれこれ思い出すことばかりです。