のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



映画「ドリーム」を見てきました

2017年10月17日 | つれづれ日記
朝食は昨日のお寿司教室であまったトビコをトーストに。
プチプチ食感が好き。

イチジクの甘露煮をヨーグルトに。



今日は朝からしっかり雨でした。一雨ごとに秋が深まります。
しっとり雨で心に滋養を与えましょう。ということで、

映画「ドリーム」を見てきました。

1960年代のアメリカ、NASAで働く黒人女性が主人公です。
天才数学者であるキャサリンは、黒人女性であるがために、職場でさまざまなハンディを背負う。

白人男性ばかりの部署で白く冷たい目で見られ、差別的な態度でしか接してもらえない。
トイレは白人と黒人は別々で、黒人女性用のトイレに行くのに往復40分もかかるという職場。
にもかかわらず、才能を発揮し、やがては国防会議にまで参加し国家の宇宙プロジェクに欠かせない存在になっていきます。

メアリーは、前例のなかった黒人女性として、初めて宇宙開発技術者として成長していきます。
ドロシーは、実質管理職の仕事をしていながらも、黒人女性に管理職はありえないとして、昇進の道が閉ざされているのですが、チームを束ねコンピューター部門の管理職になっていきます。

3人の女性科学者たちがいかにアメリカの宇宙開発に貢献したか、また黒人の、女性の、地位向上にいかに貢献したかがよく分かる映画でした。
まだ5,60年前はこんなにも差別が大きかったんですね。

今も人種、性別による差別は無くなっていないけれど、人間としての能力に差はないんだと痛感します。
差は個人差でしかないわけです。

働く女性たちが能力を遺憾なく発揮できる社会であってほしいです。
夢を実現できる社会であってほしいです。

映画を見終わって歩いていったら、行列に遭遇しました。
何だろうと思ったら、宝くじ売り場でずらりと並んでいる人たちでした。



どうやらここは人気の宝くじ売り場のようです。

天才の見る夢は宇宙開発に携わることでしたが、凡才の見る夢は、宝くじに当たることでしょうか。
リアリストの私は宝くじよりも、スーパーのがらがらくじの方が似合っているようです。

雨が上がって晴れ間が広がってきました。心の中にも。百人に百色の夢あり。