昨夜はちょっと夜更かしをし、今日の午前中も続きを読んで読了しました。クスノキの番人
東野圭吾の本は会話が多い、軽い、だからすぐに読めてしまいます。
ネタバレになるのであらすじは省略ですが、まあこれで1800円は買う必要ないなあ。
導入部分はミステリアスで引き込まれるけれど、途中だれて、落としどころが最後にちょっとの山。
最近の人気本は、前触れだけで呼び込んでいる感じがします。
私は美しい日本語が好きなので、もっと重厚な内容で読み応えのあるものが好き。
例えば山本周五郎や藤沢周平など。
くりまんじゅうさんに教えてもらって今日のBSでやっていた「文豪ファミリア 山本周五郎 家族は見た」を見ました。
その生涯や人となりを初めて知りました。
人間の美しい心の有り様を書いた作品は、今も珠玉の光を放っていると思うのです。
直木賞受賞を拒否し、へそ曲がりといわれても、自分の信念を貫いて美しい心を書き続けた作家は、現代の作家には見られません。
読書とは、おいしいものを食べた後のような満足感が得られないとだめです。
ファーストフードでは、満足しません。
さて、次は何を読みましょうか。
読書週間は10月23日から11月日までです。
今日の己書、学びの日です。
新しいお題を求めてすでに師範になった方が何人も通ってきます。
全員師範の方でレベルが高いです。
どんどん進化する新しい画材の情報や、素敵なお題がいっぱいで得ることがたくさんあります。
師範の方の合同作品展を見に行きましたが、あまりのレベルの高さに見とれました。
帯や着物に描いた作品もありました。
秋です。読書、芸術、音楽、心の充実を図りたいものです。