のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



読書週間が近いです

2020年10月22日 | 読書

昨夜はちょっと夜更かしをし、今日の午前中も続きを読んで読了しました。クスノキの番人

東野圭吾の本は会話が多い、軽い、だからすぐに読めてしまいます。

ネタバレになるのであらすじは省略ですが、まあこれで1800円は買う必要ないなあ。

導入部分はミステリアスで引き込まれるけれど、途中だれて、落としどころが最後にちょっとの山。

最近の人気本は、前触れだけで呼び込んでいる感じがします。

私は美しい日本語が好きなので、もっと重厚な内容で読み応えのあるものが好き。

例えば山本周五郎や藤沢周平など。

くりまんじゅうさんに教えてもらって今日のBSでやっていた「文豪ファミリア 山本周五郎 家族は見た」を見ました。

その生涯や人となりを初めて知りました。

人間の美しい心の有り様を書いた作品は、今も珠玉の光を放っていると思うのです。

直木賞受賞を拒否し、へそ曲がりといわれても、自分の信念を貫いて美しい心を書き続けた作家は、現代の作家には見られません。

読書とは、おいしいものを食べた後のような満足感が得られないとだめです。

ファーストフードでは、満足しません。

さて、次は何を読みましょうか。

読書週間は10月23日から11月日までです。

今日の己書、学びの日です。

新しいお題を求めてすでに師範になった方が何人も通ってきます。

全員師範の方でレベルが高いです。

どんどん進化する新しい画材の情報や、素敵なお題がいっぱいで得ることがたくさんあります。

師範の方の合同作品展を見に行きましたが、あまりのレベルの高さに見とれました。

帯や着物に描いた作品もありました。

秋です。読書、芸術、音楽、心の充実を図りたいものです。