静態展示されているSL C1180、C1196、C58389 3両
今年の秋、地方に鉄旅等で出かけました。
その時に出会ったSL達です。
静態展示されている3両ですが、状態の良いものは1両しかなく残り2両は状態が悪いうえに
C1196は腐食が進み、可哀想な状態でした。
撤去するのにも費用がかかるだろうし、整備展示も費用がかかる、静態展示の難しいところだろうと思います。
JR津山駅前に展示されている「C1180」
1935年(昭和10年)に日立製作所笠戸工場で製造。
1975年(昭和50年)廃車となるまで1,751,397kmを走行しました。
2017年(平成29年)津山駅前整備完了に伴い、津山駅前に展示。露天展示にもかかわらず、状態は良いです。
旧新宮鉄道廃線跡の公園に展示されている「C1196」
1936年(昭和11年)に川崎車両兵庫工場で製造。
1972年(昭和47年)廃車となるまで114,379Kmを走行しました。
1976年(昭和51年)天王寺鉄道管理局と新宮市間で無償貸与。
屋根付きであるが、計器類の盗難・前照灯ガラスの破損、鉄板の腐食等で損傷は激しい。
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天竜市の機関車公園に展示されている「C58389」
1946年(昭和22年)に汽車會社大阪で製造。
1971年(昭和46年)廃車となるまで1,554,874kmを走行しました。
同年に静岡鉄道管理局長と天竜市間で無償貸与。
屋根付き保存されているが、計器類の破損、煙室扉ハンドル欠損等で保存状態は普通。
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