先日行った「船路」の近くに、いつも対岸を通過する際に、
特徴のある立ち木が並んでいるのを見かけます。
せっかくだからと、その正体を確認するために、回り道をしてみました。
その正体は、田園の中を横断し、神社へ向かう参道の並木でした。
対岸の集落から神社まで、佐波川を跨いでまっすぐ伸びていました。
遠い昔、佐波川の安静を願って、地域の五穀豊穣を願って、家内安全を願って、
多くの人がこの参道を往来し、にぎわっていたことでしょう。
そんなことを想像していると、ふっと当時の人影が見えたような錯覚を起こします。
風の音だけの風景でした。
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