先日、山陰へ行った際に、子供時代を過ごした故郷へ回り道をしてみました。
しかし、すっかり荒れ果て、その頃の面影は全くありませんでした。
大きく育った立ち木に視界を阻まれ、
屋敷跡も田畑も、ひときわそびえていたいちょうの巨木も見通すことができませんでした。
それでも、聞こえてくる谷川の水音だけは、
半世紀以上も前のあの頃と全く変わっていませんでした。
水音を聞いていると、子供のころのシーンがいろいろ浮かんでは消えていきました。
「ふるさと」を「古郷」と書かずに「故郷」と書く意味が何となくわかるようなひとときでした。
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