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2008年03月15日 | 過去記事
前々回、モバイルSuicaコールセンターの対応の酷さについて書きましたが今回は逆のケースです。

1年以上前の話なのですが、ある日子供の携帯SH903iのリヤカバー(電池の蓋)がいつのまにかなくなっていました。

え?そんな物がなくなって気が付かないの?と思ったのですが、いずれにしてもこのままではバッテリーパックが外れてしまうので危険です。すぐに買わなければと思い近所のDoCoMoショップに電話してみました。

出たばかりの機種のせいか在庫はありません。この程度のパーツは在庫していて欲しいと思いはしましたが、まあそれは仕方がない事でしょう。普通はこんな物なくさないでしょうから。

ネットで調べて買いにいける範囲のDoCoMoショップに片っ端から電話をしました。しかし、どこも同じ状況です。

「在庫はないようです。ご注文されますか?」....ってそんな悠長なパーツじゃないでしょ?入荷するまでセロテープか何かで止めておけって言うの?

しかし、DoCoMoショップ北浦和とDoCoMoショップ越谷の2店だけは一味違いました。

まずは、DoCoMoショップ北浦和です。
在庫を確認すると言ってしばらく待たせた後に「申し訳ありません。在庫がないようです。展示品とか代わりになる物が無いかどうか見たのですがそれも無いようなんです。いかがいたしましょうか?」

電池パックの蓋ですからね。入荷するまでそのままじゃ電池パックが外れてしまうから困るだろうと言う事までちゃんと考えてくれていました。当り前とは言え、とっさにはなかなか出来ない対応です。結果はともかく対応としては100点ではないでしょうか。

次はDoCoMoショップ越谷です。
私は他のショップも含めて「SH903iのホワイトのリヤカバーが欲しいんですけどの在庫はありますか?」と聞いていました。携帯がホワイトですから当然の事でしょう。
ここもDoCoMoショップ北浦和と同じくしばらく待たせた後に「申し訳ありません。ホワイトは在庫がないようです。レッドだと一つあるのですがレッドじゃ変ですよね?」在庫があったのは偶然かもしれませんが100点です。

直ぐにDoCoMoショップ越谷に買いに行きました。

二つのDoCoMoショップに共通して言えるのはお客さんからの質問に対してただ回答するだけではなく「どうしてそんな事を聞くのか」「その部品がなければどういう状況になるのか」という事まで想像して対応してくれてると言う事です。

聞かれた事に答えるのは機械にも出来る事ですし人間よりも機械の方が得意な事かもしれません。しかし、質問の先にはどういった事があるのか考える事は人間にしか出来ない事で、これが本当のサービスなんでしょうね。

とか偉そうに書いておいて、「お前はどうなんだ?」と聞かれたら...機械にすら負けてるかも.....(^_^;)