ハン・ガン(韓江)の
ノーベル文学賞受賞につづいて、
被団協(日本原水爆被害者団体協議会 )も、
長年の地道な活動で
ノーベル平和賞を受賞しました。
アジアで、あいついで意味のあることが
つづいたように思います。
ノーべル平和賞の発表は、
2024年から委員長に就任した、
まだ39歳と若い
ヨルゲン・バトネ・フリードネス委員長が
発表しました。
フリードネス委員長は、
ヒロシマ・ナガサキの被爆者は、
「理解できないほどの痛みや苦悩」
(incomprehensible pain and suffering)
を受けたことを
世界が知る必要があるとして、
核兵器でもたらされた被爆者の苦痛を
理解しようとする「想像力」の欠如に対し、
強い懸念を示すとともに、
彼自身がよく口にしていたとされる
「平和賞が希望を生み出す」
ものでありたい、
という思いが込められた
発表だったように思います。
若い委員長の発表シーンを見て
思いましたが、
世界はほんとうに少しずつではありますが、
明るい光の方へと向かっている印象を強くしました。
ところで、
「季林書房」のホームページ
が10月15日に更新されました。
https://kirinsyobo.com/
15日はホームページ更新日と覚えて
いただけると、うれしく思います。
ちなみに今回の書評は、
O. Henry の『The last leaf』に
ついてです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ac/214c3446bdb5cd2ef32d713375f71c44.jpg)
<『The Last Leaf』のイメージ>
毎月15日ごとに編集者日記および書評は、
あたらしいものになっています。
もちろん、これまでのものも
残っています。
一社員として、お読みいただけると、
ありがたく存じます。
それと、昨日14日からは、
NPO新人会・季林書房共催の
秋学季講座
〝シン・『あたらしい憲法のはなし』〟
が開講されました。
参加された方々からは、「憲法」の話しは聞き飽きたし、政治的でどうも・・・とか、
もうあたらしい話しじゃないんじゃない?
そんなふうなとらえ方もあったみたいですが、講座にご参加いただくと、おそらくはこれまでのありきたりの憲法論とはちがうお話になっているかと思います。
まだ第1講が終わったばかりで、
次講は11月4日(月代休)です。
これからのお申し込みでも、
アーカイブでじゅうぶん受講できます。
ひとりでも多くのご参加とzoom等での
意見交換を通じて、
おもしろくてためになる「憲法」の時間を作っていきたいと考えております。
ご参加いただければ幸いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/fb/d98cbe144cecbbc43077d5b65ebea21f.png)