いわば一政権政党の領袖選びの騒動に、なんでこんなにマスメディアは盛り上がるのか? それはむしろ禍々しいことのように思われてなりません。
Twitterだネットだと権威化されたコミュニケーション・テクノロジーが見境もなく肥満化していって、それに乗っかって捏造的なプロパガンダが飛び交う日々。それは同時に「人間性」(humanism)を基礎とした議論を、もはやほとんど無効にしてしまったのではないか。そんな恐れさえ抱きます。
そんな21世紀のただなかに、たしかにわたしたちはひどく追いつめられているのかもしれない。
そんななか、とにかく「人間」の付き合いをしようということで、ここにふたつの講座を設定し、対話と教養の深まりを、秋の深まりとともに感じていこう思い立ちました。
もちろん、それには講座を運営する人びとの助けと、講座に参加する人びとの力に負うところが大きいことは言うまでもありません。
その意味を込めて、対話のためにも、みずからの教養を積むためにも、ぜひ多くのみなさんのご参加をと願います。
なお講座の申し込みは、「精読『1984』」の講座は今月9月29日まで、「日本〝近代・現代〟のプロフィール」の講座は、来月10月7日を最後の期限とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
「精読『1984』」の講座
*NPO新人会・宏究学舎2021年秋学季講座*
◆現代「世界」を問う!◆
時代に杭を打つ! partⅥ 〝精読『1984』〟
~わたしたちが存在する〝世界〟と
ジョージ・オーウェルが見た〝現実〟~
◇期間:2021年10月2日~11月20日<4講>
◇日時:毎回土曜日<午後15時~17時>
時代に杭を打つ! partⅥ 〝精読『1984』〟
~わたしたちが存在する〝世界〟と
ジョージ・オーウェルが見た〝現実〟~
◇期間:2021年10月2日~11月20日<4講>
◇日時:毎回土曜日<午後15時~17時>
◇受講定員:30人程度
◇受講料:全講受講5000円
<一講毎1500円、ファイル便は6000円>
*1講毎、zoom・ファイル便(レジュメ送付)
の受講ができます!
◇会場:としま区民センター403会議室
◇会場:としま区民センター403会議室
*JR各線池袋駅東口下車・ビッグカメラ裏
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1講(10月2日):『1984』には
何が書かれているのか?
第2講(10月16日):『1984』が描く管理社会
第2講(10月16日):『1984』が描く管理社会
と原理主義
第3講(11月6日):〝傲慢な無知と羨望と卑屈〟
第3講(11月6日):〝傲慢な無知と羨望と卑屈〟
の社会
第4講(11月20日):対話としての『1984』
第4講(11月20日):対話としての『1984』
~困難に対峙する精神~
*テキストはハヤカワ文庫版を使用し、
*テキストはハヤカワ文庫版を使用し、
3部構成を各1部づつ読み進めます。
「日本〝近代・現代〟のプロフィール」
講座
〝戦争とテロ、そして国民〟(第1部)
War/Terrorism
War/Terrorism
and The Ordenay Poeple
◇期間:<第1部・全5講>
◇期間:<第1部・全5講>
2021年10月10日~11月21日
◇日時:毎回日曜日<午前11時~12時>
◇日時:毎回日曜日<午前11時~12時>
10月3回、11月2回
*全講zoom/GIGAファイル便で発信。
*全講zoom/GIGAファイル便で発信。
各講毎、事前にレジュメ(PDF)を送付し、
質疑応答はメールにて行います。
◇受講料:全講受講6000円<5回分>
◇受講料:全講受講6000円<5回分>
*学生3000円、1講毎受講は1講1500円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・第1講(10月10日):戊辰戦争の真実
~人びとは〝御一新〟を望んでいたのか?
・第2講(10月17日):征韓論と
・第2講(10月17日):征韓論と
西南戦争の真実
~西郷隆盛は何と戦ったのか?
・第3講(10月31日):日清戦争の真実
・第3講(10月31日):日清戦争の真実
~朝鮮戦争、台湾征服戦争であった現実!
・第4講(11月14日):日露戦争の真実
・第4講(11月14日):日露戦争の真実
~歪な「一等国」は民衆の犠牲から
・第5講(11月21日):外での戦争、
・第5講(11月21日):外での戦争、
内なる戦争
~第一次世界大戦と米騒動の挟撃~