ずいぶん寒さが深まりました。
今年も残すところ、あと2週間ほど。
2024年はいかなる年だったのでしょうか。
思うに、この一年、
アラブ世界はもとより、
アジアや東欧諸国、
そしてアフリカの国々でも、
多くの貧しい人びとは、戦禍に追われ、
飢えと渇き、そして寒さに苦しみ、
肉親や友を喪い、
その尽きることのない悲哀に
どれほどの血の涙をながしたのか・・・。
思うにあまりあります。
北東アジアの片隅の島嶼国の一室で、
まったく無力でしかないわたしは、
せめて2025年がすこしでも、
いまよりよくなればと切に願うだけです。
季林書房のホームページが、
12月15日に更新されています。
編集者日記と書評が、
月ごとにかわっています。
今月の更新も、
ぜひご覧いただけると幸いです。
今月の書評は、
開高健著『新しい天体』
(ちくま文庫2024年)です。
年が新たになりましたら、
またblogでお目にかかりましょう!