今日3月11日(土)は、東日本大震災から12年を迎えました。
WBC東京プール 1次ラウンドB組 日本―チェコでした。侍ジャパンの
先発は佐々木朗希投手でした。10-2で、3連勝し、ヒーローインタビューは
8奪三振の佐々木投手でした。
明日は首位通過をかけ、オーストラリア戦になります。
さて、昨日の上山城のひなまつりの続きです。
享保雛(きょうほうびな)
江戸時代の享保年間(1716~1736)に京都で生まれ、各地に広まったひな人形。
明治時代まで制作され続けました。
享保年間は景気の良い時代だったため、豪華かつ大きい(高さ60センチくらい)人形が
作られました。しかし、その後景気の悪化と幕府が発した贅沢禁止令を受け、だんだん
小型化していきました。
顔は面長、切れ長な目と少し開いた口、細く白い手など細やかな細工が特徴です。
御殿雛(ごてんびな)
江戸時代。京都を中心に流行した皇族の住居、および儀式の場である京都御所や紫宸殿に
似せて作った御殿の中に、天皇と皇后をイメージした人形を飾るおひなさま。
江戸では天皇に対して不敬であるとして流行らず、江戸時代後期には、江戸一番のひな職人
初代原舟月(はらふねつき)は御殿雛を作り逮捕され、江戸から追放されています。
古今雛(こきんびな)
江戸時代後期、江戸で生み出されたひな人形。
目には水晶やガラスを入れ、男雛は束帯、女雛は十二単(じゅうにひとえ)と上級公家の
衣装を模し華麗に仕立てています。
有職雛(ゆうそくびな)
江戸時代中後期(1751年以降)頃に生み出された、有職故実(平安時代に始まった公家の
規則)に沿い作られたひな人形。
女雛の髪型は御垂髪(おすべらかし)で口に紅が引かれて、お歯黒をすることもありま
した。服装は男雛が衣冠束帯(いかんそくたい)、女雛が十二単。顔は少し面長で、
白いなめらかな肌に、細い切れ長の目が特徴。
有職雛は一般的に、公家や大名家でのみ飾られました。