いよいよ、最終。
特別編【上】の終わり、賢輔がついに幸への思いを告白した。
まぁしかし、幸も兄弟3人の妻になり、
紆余曲折の末、五鈴屋9代目徳兵衛にも添うことになるとは。
【下】では、最終回として、登場人物の来し方行く末のまとめ的。
大坂本店に関わる人々のこと、
菊栄とその商売のこと、そして、
江戸屈指の本両替商になった井筒屋保晴こと惣次とは、
五鈴屋や菊栄らを見守り力添えしている様子で、お互いにビジネスの良い関係だ。
闕所、追放となった音羽屋忠兵衛とともに行方知れずだった幸の妹の結(ゆい)、
片田舎の旅籠屋で親子4人何とか暮らしていたが
今なお、姉を恨み、今の暮らしに不満を抱いていた。
が、それを払拭する出来事で結も改心することになる。
そして、最後に、江戸を後に9代目五鈴屋店主として大坂に戻った賢輔と幸。
次世代への人材づくりや、
伊勢から出てきた初代徳兵衛があげた暖簾を、
どうやって守り、次の百年に繋げていくか、
改めて、五鈴屋の理念や定款みたいなものを作り、後世に残していこうとしている。
商いの道筋、、「あきない世傳」というわけだね。
シリーズがとうとう終わった。
シリーズの中では惣次が出てくるあたりが面白かったなぁ。
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