『ケインとアベル』が来年ミュージカルで上演されるという話題から
検索してみたら
動画サイトで昔放映された海外ドラマをチラッと目にしたので、
先ずは原作のジェフリー・アーチャー『ケインとアベル』を読んでみようと
借りてきた。
結構昔の小説です。閉架図書にありました。
翻訳本はあまり読まないので、堅苦しい比喩とジョーク交じりの言い回しに難儀をしたが
次どうなるのかと、ついつい読み続けてしまった。
そして、本を読み読み、動画でドラマの吹き替え版も観た。
ドラマの方は途中設定が少し違ったり、端折ってる部分もあったけど、
そちらの方が分かりやすくて、
なんと言っても会話が自然! 日本語翻訳は森みささん。
最大の疑問は、アベルのホテル事業再建の融資を銀行としては断るが、
実は匿名でケイン個人が出資していたのだ。
何故、それを最後までアベルに明かさなかったのか、、
どこまで規定を守ってるんだ。
アベルは誤解したまま、とことん自分を憎み復讐に燃えることになった。
そして、偶然にも敵対する者同士の息子と娘が愛し合うことになったが、
それを許さない二人は、結局は息子と娘を失うことに。(最後には和解する)
ラストは、ケインが心臓発作で亡くなることで、それが明らかになり誤解も解けたが
いい友人になれたものを、失った過去は悔やんでも悔やみきれない。
面白かった!
昨日のウォーキングね。
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