山梨県：尾白川渓谷の紅葉（2015.10/31）レポ

石空川渓谷から、その日のうちに移動。

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2015年10月31日(土）


登山口　標高　約750ｍ
神蛇滝　約1000ｍ
標高差　約250ｍ

メンバー：2名
（トシちゃん、sanae）


コースタイム：
駐車場13：20～竹宇駒ヶ岳神社13：27～千ヶ淵～
百合ヶ渕～神蛇滝15：00-05～駐車場16：03
（所要時間　約2時間43分・・休憩込み）



道の駅はくしゅうへ寄ったり、
ちょっとモタモタして
遅くなってしまいました。

お蔭で？登山口駐車場に運よく駐車。
立派なトイレあり。


出発時間が13：20頃。
歩きはじめたら売店のオバサンが飛び出してきて
「今から？陽が落ちるのが早いから気をつけてね」と
ご親切に声掛けしてくれました。


その表情を拝見して
「何かありましたか？」と聞いたのですが、
その時は何も言わず、ただ気をつけてと
言うだけでした。

準登山道？・・・いやぁ、立派な登山道だと
思いますけど(^^ゞ


竹宇駒ヶ岳神社




名水百選。南アルプスの水美味しいですね～♪
「マッサン」とサントリーを思い出します(^^ゞ


定員5名の吊橋


尾白川渓谷は今回2回目。
前回は2003（Ｈ15）でしたから、
もう12年前。



12年前の事とはいえ、
歩きながら、結構大変なコースだったことを
思い出していました^^;

あの時は不動滝、錦滝の方まで歩いてましたが
今回はずっと手前の行ける所までとします。

いつ引き返しても良いと思いながらも
滝見のコースですから遊歩道は容赦なく
ダァ～と下ります。

千ヶ淵




登り返しも大変だから・・とついつい先へ。


そしてまた渓谷へ。


きれいですから
わざわざ遊歩道から更に
下りて行ったりして(^^ゞ







何度もアップダウンを繰り返します。


渓谷沿いは尾根の北斜面をトラバース気味に行きますから
ずっと日蔭を歩いているのを改めて感じましたが、
渓谷を挟んだ対面は南面になりますから
こちらの尾根で遮られない上部は陽があたってきれいでした。







終盤のアキノキリンソウ


やはり陽の高い時間帯が良かったですね(^^ゞ









際どい場所もありますから足元に注意しながら。


ここは、小さい子や年配者が歩く所では
ありませんね^^;


紅葉を見上げる時は立ち止まった方が安全です。












百合ヶ淵


透明感が素敵です。






神蛇滝






上空に飛ぶヘリの大きな音が気になり、
この時は黒戸尾根で何かあったのかなとか思ったのですが・・

5分ほど眺め、ここから尾根道を戻ることにします。




分岐で休憩中のツアーの団体さんの前に下りたのですが、
途中でトシちゃんのザックの中の携帯が鳴り・・・


それを出している時に早くも団体さんが下りてきました。

その人数の多さにビックリしつつ、
途中で間に入りましたが、
その数バス6台で200名ほどだったとか。

そんな訳でスムーズに進むわけがなく、
渋滞状態で立ち止まることもたびたび。

そして、ここで後ろの人の会話が耳に入ってきてビックリ！
滑落を見たというのです。
思わず聞き返してしまいました。

このツアーは不動滝まで行き、
その辺りでお一人が滑落したそうでした。


渓谷や吊橋が見えて来た時はホッとしました^^

黒戸尾根分岐・・ここはもう登ることはないだろうな^^;


吊り橋は5人ずつですから時間がかかりました。


登山口に戻ると救急車や警察の車が待機し、
上での様子を聞かれました。
私達は詳しいことは分かりませんので
後続の方がお伝えしていたと思います。



車に荷物を置き、
心配してくださった売店のオバサンに
「今下山しました」とご報告。

オバサンって、私もオバサンか・・^^;

するとホッとしたようにニコニコして
「無事に下りてきて良かった良かった」と。

ついでにソフトクリームを２つ注文♪

「上で滑落があったようですね」と言うと、
「午前中もあったのよ」と思いがけないお返事。

その方は命はご無事で入院になったそうでした。

午後の方は翌日のニュースでお亡くなりになったと知りました。
楽しいハイキングの筈が、お気の毒なことです。
ご冥福をお祈りいたします

尾白川渓谷は侮れません。

私達も気をつけなければ！