気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

奥多摩:雲取山20081025-26 No4

2008年10月31日 | 山歩き

【写真は白岩山山頂】

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H20年10月25-26日(土日)

天気;一日目小雨&曇り、二日目曇りのち晴れ
Member.1人


【コ ー ス 】(コースタイムは休憩含む)

1日目(10/25土):奥多摩駅7:00~氷川大橋~三ノ木戸山(さのきどやま)分岐~
六ツ石山(むついしやま1478.8m)11:20~鷹ノ巣山分岐13:30~
鷹ノ巣山避難小屋14:00~日陰名栗峰(1725m)~高丸山巻く~
七ツ石山分岐16:00~七ツ石小屋16:20(テント泊)


2日目(10/26日):七ツ石小屋6:55~七ツ石山(ななついしやま1757.3m)7:25-35~
ブナ坂7:45~奥多摩小屋8:25~小雲取山~
雲取山(くもとりやま2017.1m)9:40-10:20~雲取山荘10:38~
大ダワ10:58-11:03~芋ノ木ドッケ11:53~白岩山12:00-05~
白岩小屋12:25-30~前白岩山12:50-13:25~前白岩の肩13:35~
お清平15:05~霧藻ヶ峰休憩所14:25-35~霧藻ヶ峰~地蔵峠14:43~
炭焼平~妙法ヶ岳分岐15:10~三峰神社登山口(参道入り口)15:43~
バス停(駐車場)15:45(15:45発西武秩父行き)

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NO.3のつづきです(二日目続き)。


雲取山を下山し、大ダワを通り過ぎ、あとは三峰口へ向かうだけ。
彩の国、埼玉県へ突入。サイテイ委員の任務遂行な気分です。
(今頃委員長と美人秘書殿は○○かな~・・・いえ、いいんですよ(^_-)-☆)






まだ雪はまったくありませんが・・・
積雪時はご注意ください。






こちら寒さにドライフラワー化していますけど・・・





梯子や手すりなど整備されて。









雲取山~三峰口間は10、7キロ。
要所にこのように目安がわかるようになっています。






芋の木ドッケ

芋の木=コシアブラ(てんぷらなどにするとおいしい)、
ドッケ=突起がなまったもの。

コシアブラの木の多い、とがった峰につけられた地名。・・だそうです。
こんな説明書きがちゃんと傍にありました。






コメツガやシラビソの若木が多い・・・
新旧入れ替わり?と思ったら、
台風による森林破壊の回復中のようです。









白岩山山頂。展望はありませんが、
寛げるような木のテーブルと椅子がありました。

丁寧な説明書きの看板がいくつか並び、
それには森の様子、動植物のことなどが書かれていました。

他に目を引いたのはこの山頂がかつて台風によって
森林が破壊されたということ。
昭和34年の伊勢湾台風で破壊され、明るくなった山頂には
陽地に生えるダケカンバやオガラバナ、ミネカエデなどの
落葉樹が侵入。コメツガやシラビソはその木陰の湿った苔の上で
針葉樹が発芽、生育するというプロセスがあり、
元の原生林に戻るには200年から300年かかるそうです。






それでコメツガやシラビソの幼木が多いわけが分かりました。

こういう自然の災害は防ぎようがありませんが
人為的な森の破壊をできるだけ抑える努力は大切だということも
納得できますね・・・





白岩小屋。
地図にはテント場のマークがないのでできないのかな?

鞍部になりますが、左(西側)に和名倉山の展望場があります。
休憩していた方とちょっと話をして、次のピーク前白岩山へ。





ここにも説明書きの看板。
雲取山から三峰口までの10、7キロは
自然研究路となっているそうです。

いろいろと面白いことが書かれています。
キツリフネの花言葉は「私にさわらないで」ですって!§^。^§











前白岩山山頂。
ここも和名倉山の眺めがいいのでここでお昼休憩。






和名倉山の稜線が見事な紅葉。













おにぎりは昨夜炊いたご飯で。
昨日あまり食べられなかったのでおかずいっぱい。

今日は素敵な風景を眺めながら、食欲旺盛♪
でも、おにぎりは結局一個残して帰りの電車で食べました(^^ゞ





再び歩き出し、半分をすぎました。





三峰口から登った時は、前白岩山の肩という看板を見て
まだ?と、がっかりしたのを思い出します^_^;





木の間から秩父湖
ガスがあがっているようでした。






そして前方の霧藻ヶ峰の山肌が紅葉でとってもきれいなのですが、
木の間からなので、残念ながら写真には巧く撮れませんでした。

ここは出かけて眺めるしかありません。
























見事、見事!
素晴らしい紅葉が続きます。

よくぞこんな所を登ったものだと思うような下りを終えると
そこはお清平(別名お経平)。

お清さんという炭焼きの娘さんが悲恋に泣いた場所だとか、
修験者が小石の経文を書いて埋めたところだとか、
二通りの言い伝えがある場所だそうです。

紅葉の木に囲まれて、ハラハラと舞い散る様は
ロマンティックな情景、やはり悲恋の方が似合うようでした。

素敵なロケーションですけど、紅葉→落葉となると
恋を語るというよりは悲恋・・・なのかな。
あるいは老いらくの恋? (爆)


トシちゃんがいたら、話はもっとぶち壊しな展開になります^_^;


ということで、またまたNo5(完)へつづきます。


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2 コメント

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恐るべし (バテバテジィ)
2008-10-31 22:27:01
10、7キロ これは大変な距離です。
おまけにデッカイザック背負って!
私には想像の外です。
返信する
輝ジィ~ジさん (sanae)
2008-11-04 19:10:10
陣馬山から高尾山まで20キロくらいあるんですよ~(笑)鍛えていますから~・・・って、嘘です~(笑)
体が小さいからか、ザック大きく見えますね~(笑)帰りはけっこう軽くなってましたよ(^^ゞ
返信する

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