山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌59-vol.2(今井記)

2016-02-15 22:21:57 | 練習日誌
 昨日は、9年かかったアマデウスシリーズが無事に幕。録音も兼ねた仕事の翌日に、再び大初見大会を開催するべく、公民館に集まる四人。。。。世界広しといえど、これほどクァルテット愛の強い団体は、なかなかあるものではありません(自画自賛)。

 先だってのポカポカ陽気とはうって変わり、今日はやや冷え込みながらも、お天気はまずまず。雪もなく、外は春先のような風景です。

 そんなちょっと緩んだ雰囲気に喝を入れるかのように、「今年は活動公演数を増やしていくよ!」と中爺氏が一言。「アナタももう入団5年だし、充電期間は終了です。これからは攻めていくのでよろしく。」。。。。え?充電だったんですね?私、めいっぱい放電してるつもりだったんですけど。。。。まあいいか。

 さて、そんな宣言の後だからというわけではありませんが、本日も全力投球のメニュー。今日は一日中ベートーヴェン。先日の続きから下記の通り。
 
 Op.18-4から2楽章、Op.18-5(全楽章)、Op.18-6(全楽章)、Op.59-1(全楽章)、Op.59-2(全楽章)、Op.95(全楽章)、Op.130(全楽章)、Op.133(単一楽章、大フーガ)、そしてOp.131の途中で時間切れ。これだけやってもOp.132には届かず、山形Qが如何にベートーヴェンに時間を割いてきたかがわかるというものです。そしてまだまだ割き足りない。。。。曲の進化具合をみても、ベートーヴェンの天才性がうかがえます。

 しかしどうですか、この山形Q基礎体力作りメニュー「あしたのために」(今、私が勝手に名付けました)。矢吹丈も真っ青ではないでしょうか。もっとも我々はジョーと違って初心者ではありませんので、丹下段平コーチはおりません。目標設定は各自で。「あしたのために その一。ボクシングも音楽もリズムと流れが命」。私が本日得た教訓でした。真っ白な灰にならないようにだけ気をつけます。

 というわけで、山形Qの体力作りメニューはとりあえず今回は終了、次回からは定期に向けての合わせに入ります。
コメント (2)
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