山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌61-vol.4(倉田記)

2016-08-18 23:59:59 | 練習日誌
 短い夏休みも終わり、暑さに負けているわけには参りません。

 本日は、クァルテットの練習日。

 本番の回数だけで言うと、1年で平均20回弱位ですが、クァルテットのメンバーとして活動しているのは70〜80日。

 一回ずつが貴重な時間になります。

 山形市の文翔館で行っている定期演奏会は、今のところ毎年4回、音楽作りの為にその定期演奏会の演目だけを集中して行えたのは、私が一昨年五十肩を患ったときくらいで、大抵の場合、依頼演奏会の演目も一緒に練習してゆかなければなりません。なので、メンバーは何冊もの楽譜をいつも持ち歩いているわけです。客観的に見るとかなり大変なことかも・・・(慣れましたけどね)。

 本日は、W.A.モーツァルトのK.458と佐藤敏直の第1番という曲を最初の時間練習をしました。何度も演奏している曲ですが、じゃ〜前やったように!なんて適当で練習を済ますことは出来ません。以前やった方法は楽譜に書き込みがなければ、ほとんど忘れていて、新鮮な気持ちで楽譜と対峙します。(書き込みがもしあっても、以前とは違う感じ方をするのが当たり前ですからね。人間だもの)。メンバー各々が、もう一度楽譜を読み直して、色んな引き出しをつくって、時間内で何度も演奏してゆきます。

 誰かが作った音楽に、常に乗っていれば摩擦は起きませんが、何も積み上がらないので駄目!!というのが、うちの団体の基本的な考えです。各々が、独自に解釈してきて、自分の演奏に反映させてきて戦わせてゆくのが、理想です。毎回、以前に演奏した時より、より自由に?もしくはよりきっちりと音楽をつくってゆくのが目標です。何度も演奏してゆくうちに、メンバー全員が一つに寄ってゆくはずです。

 その後、W.A.モーツァルトのK.581、F.j.ハイドン Op.55-1、F.シューベルト D.46の第1・3楽章通したところで時間切れ。

 音楽作りはまだまだ進行してゆきます。

~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
 ただいま3箇所
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