山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌vol.71-1(中島記)

2019-02-18 21:08:59 | 練習日誌
 おやぢ三人になった山形Q。寒々とした公民館で初練習の寂しさに耐えきれるのか…

 と思いつつ、研修室の扉を開けると、そこには今井嬢の姿が!

 心優しい彼女は、男3人の寒々しさを案じて、豚汁の炊き出しに来てくれた…

…わけではなく、明日に残されたクァルテットの業務の練習のためです。山形の経済界の要人の葬儀での献奏。山響から依頼されたものです。


 ところで皆さんは、葬儀の時のBGMには、どんな音楽がいいですか?普通、セレモニーホールのプランに任せると、流行歌をオルゴールを模した寂しげなアレンジで流されることになります。

 どうせ誰も聞いていないので、それでもいいのかもしれません。しかし、少しでも耳を傾ければ、あまりの「出来合え感」にがっかりするのではないでしょうか。どこかがあからさまにチープになってしまうと、とたんに、その他のところまでチープで空々しく見えてきてしまうものです。


 それだけに、せっかく「生演奏で」という依頼をされたからには、手を抜きたくない。

 ということで山形Qでは、数あるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の、緩徐楽章を演奏します。今回は「作品18」の6曲。これは常設の弦楽四重奏団でないとなかなかできませんよ…(宣伝です)。


 久しぶりに合わせても、それなりにいくのは、これまで積み重ねてきたものでしょう。

 心をこめて見送りの音楽を捧げたいと思います。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま2箇所
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