連日のリハーサルです。貧乏暇なしの山響において、唯一の長期休暇のこの4月に、家族サービスもせず黙々とコミュニティセンターに集結するおじさんたち。…こんなことでいいのでしょうか。
そんな平衡感覚を持ち合わせているようでは、到底できないのが山形Q。今日も、ひとけまばらなコミセンに、黄砂の嵐の中からどこからともなくスパイ達のように集合。
さて、ベートーヴェン。
今回のベートーヴェン「弦楽三重奏曲第1番」は、ベートーヴェンの「作品3」。超がつく「初期」の作品です。
すでに世の中では弦楽四重奏が流行っていたにもかかわらず、あえて時代遅れの「弦楽三重奏」から手をつけるベートーヴェン。
しかもモーツァルトの傑作と言われる「弦楽三重奏のためのディヴェルティメント」の形式を借用して、自分の個性をしっかりとぶつける。さらに、この後の「作品9」で三重奏を確立してから、ようやく四重奏に取り組んで完成したのが、初期の「弦楽四重奏作品18」です。
つまり、今回演奏する「作品3」は、ベートーヴェンの「挑戦」なのです。新人が、巨匠にいきなりぶつけた挑戦状です。
その意気込みが、曲からビシビシと伝わってきます。テニスなど一対一のスポーツにおける、名人に対する若き天才のパワフルな打ち込みのような緊張感にあふれてます。一分の隙もない。
演奏する方にとっては、そこが難しさでもあり、面白さでもあり…。
仕上がりまでもう一息。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま31箇所及び山形市内公民館
そんな平衡感覚を持ち合わせているようでは、到底できないのが山形Q。今日も、ひとけまばらなコミセンに、黄砂の嵐の中からどこからともなくスパイ達のように集合。
さて、ベートーヴェン。
今回のベートーヴェン「弦楽三重奏曲第1番」は、ベートーヴェンの「作品3」。超がつく「初期」の作品です。
すでに世の中では弦楽四重奏が流行っていたにもかかわらず、あえて時代遅れの「弦楽三重奏」から手をつけるベートーヴェン。
しかもモーツァルトの傑作と言われる「弦楽三重奏のためのディヴェルティメント」の形式を借用して、自分の個性をしっかりとぶつける。さらに、この後の「作品9」で三重奏を確立してから、ようやく四重奏に取り組んで完成したのが、初期の「弦楽四重奏作品18」です。
つまり、今回演奏する「作品3」は、ベートーヴェンの「挑戦」なのです。新人が、巨匠にいきなりぶつけた挑戦状です。
その意気込みが、曲からビシビシと伝わってきます。テニスなど一対一のスポーツにおける、名人に対する若き天才のパワフルな打ち込みのような緊張感にあふれてます。一分の隙もない。
演奏する方にとっては、そこが難しさでもあり、面白さでもあり…。
仕上がりまでもう一息。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま31箇所及び山形市内公民館