…ディスタンスとともに、山形Qは10月の第77回定期に向けて今日から再開です。
日曜日だというのに、コミュニティ・センターは人影もなく、閑散としています。世の中の、いろいろな活動が自粛されているのを実感。
…早くどうにかならないものですかね。
さて、ベートヴェン・イヤーの最後を飾る、「弦楽三重奏曲第4番」から。ベートーヴェンはこの曲で、実験的な三重奏曲の作曲を終わりにして、本格的に弦楽四重奏に取り組んでゆきます。そして、人類の宝とも呼ぶべき作品群を後世に遺すことになるわけです。
なので、この「第4番」は、内容的には弦楽四重奏の作風に、かなり近づいています。実際、メロディの断片などは「作品18」の四重奏曲で耳にしたような気になる部分も多い。
そして「ハ短調」。ベートーヴェンが気合入れた時に出てくる調整です。まさに「運命的」。頼まれて作る音楽から、自分の人生のテーマを表現するスタンスへ移行しようとしているのが分かる曲想になっています。
曲の完成度としても、「作品18」や「ラズモフスキー」にひけを取らないクオリティー。名曲と言える風格があります。
…要するに、「ベートーヴェンのカッコいいところ」が、しっかりと感じられるのです。
それを3人でやるわけですから、難しいのも確か。どの声部も、欠かすことのできない重要度があります。つまり、しっかりと聴かせなければならない。
要練習。
そしてオネゲル。ヴァイオリンとチェロの二重奏。これが美しい曲です。
今日は全体像を掴む感じでの練習。2人だとまた自由度も高く、面白い。
こちらも、じっくり仕上げていきます。
日曜日だというのに、コミュニティ・センターは人影もなく、閑散としています。世の中の、いろいろな活動が自粛されているのを実感。
…早くどうにかならないものですかね。
さて、ベートヴェン・イヤーの最後を飾る、「弦楽三重奏曲第4番」から。ベートーヴェンはこの曲で、実験的な三重奏曲の作曲を終わりにして、本格的に弦楽四重奏に取り組んでゆきます。そして、人類の宝とも呼ぶべき作品群を後世に遺すことになるわけです。
なので、この「第4番」は、内容的には弦楽四重奏の作風に、かなり近づいています。実際、メロディの断片などは「作品18」の四重奏曲で耳にしたような気になる部分も多い。
そして「ハ短調」。ベートーヴェンが気合入れた時に出てくる調整です。まさに「運命的」。頼まれて作る音楽から、自分の人生のテーマを表現するスタンスへ移行しようとしているのが分かる曲想になっています。
曲の完成度としても、「作品18」や「ラズモフスキー」にひけを取らないクオリティー。名曲と言える風格があります。
…要するに、「ベートーヴェンのカッコいいところ」が、しっかりと感じられるのです。
それを3人でやるわけですから、難しいのも確か。どの声部も、欠かすことのできない重要度があります。つまり、しっかりと聴かせなければならない。
要練習。
そしてオネゲル。ヴァイオリンとチェロの二重奏。これが美しい曲です。
今日は全体像を掴む感じでの練習。2人だとまた自由度も高く、面白い。
こちらも、じっくり仕上げていきます。