来年1月22日(月)19時〜やまぎん県民ホール スタジオI で開催予定の山形弦楽四重奏団 第90回定期演奏会に向けたリハーサルが、始まりました。
毎度のことながら、キリ番の90回目の定期演奏会ですが、特別なことはしません。いつも通りお客様と一緒に作品を楽しむだけです。
今回は、F.シューベルトの弦楽三重奏曲2曲とI.ミュラーのクラリネット四重奏曲2曲。
シューベルトは、第1番は2019年の第73回定期演奏会で取り上げていますし、第2番は第2稿を2022年7月の第84回で演奏しています。
今回の第2番は、初稿の方を演奏します。
第2稿は、やはり改訂されているだけあって出来上がった曲でしたが、同じような曲なのに初稿の方は、ところどころ慣れていないせいもありますが、演奏し辛い箇所が散見されます。しかし、作曲者の最初の着想を楽しむ方向でリハーサルを進めてゆきたいと思います。
一方、Iwan Müller(イーヴァン・ミュラー)は、メンバー誰も知らなかった作曲家で、エストニア生まれのドイツのクラリネット奏者・作曲家・クラリネットの開発、発明者らしいです。
細かい知識はこれからですが、クラリネット奏者の作品は、もちろんクラリネットが大活躍する作品です。古典派からロマン派に移行する時期に書かれた作品ですが、モーツァルト・ハイドン・ベートーヴェン・シューベルトのように世界中で演奏されてきた作品ではないので、楽譜整備がまだ進んでいないようで、手に入れた楽譜にもアーティキュレーションの疑問点、書いてある音の疑問点が多くあります。
本日は、ゲストの川上一道氏と共にリハーサルを進めながら、整理整頓を行いました。
もう少し個人練習や曲の理解度を深めて行く事で、本番までに解決して行くでしょう。
年末にもう一度リハーサルをしますので、頑張ります!!
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま14箇所