「最強寒波」など、いろいろ言われている悪天候の中、ご来場くださいましたたくさんの(とは言えないか)お客様、ありがとうございました。「不要不急の外出はお控え下さい」の報道の中、山形Qのコンサートを「必要」と位置付けて下さったことに深く感謝いたします。
今回は、山響オーボエの土屋さんにゲストに来て頂いてのコンサートでしたが、いかがだったでしょうか?
お客様の反応を見るに、好評だったように思います。
嬉しかったのは、2曲目の團伊玖磨が思いのほか(?)好評だったことです。
よく知られていない作品を演奏する時にいつも思う事ですが、演奏者の責任が重大だということ。作品のイメージを決めてしまう。聴いた人が「つまらない曲だな」と思うか「もう一度聴きたい」と思うか。演奏がその分かれ道になってしまう。
少ないお客様にではありましたが、好意的に受け止めてもらえたのは、團伊玖磨先生に対しての責任を果たせたような気持ちになれて嬉しい。
素晴らしい演奏をしてくれた土屋さんにも感謝。
さて、次回は山響の新人のヴァイオリン杉山亮佑さんをゲストに迎えての弦楽四重奏。杉山君はとにかく若いのです。…なんと私の息子よりも。
おじさんたち3人と、さて、どんな音楽になるか。
メンデルスゾーンの「第1番」をメインに演奏します。ぜひお楽しみに!4月26日、文翔館にて。
第95回定期演奏会までチェロの茂木がブログ担当します。
