雨風が強い日でしたが天候には左右されずに集う山形Qです
ここしばらく乾燥気味の気候でしたから、今日の大雨でいきなり湿気が増えて楽器の調子も人それぞれ
製作年の古いお年寄りが不安定になりやすいのかというとそうでもなく、案外、若い楽器で三年前にネックの大修理をした楽器の方が今日の湿気に敏感に反応していたりします
まだ冷房を使う様な季節でも無く、室内の湿気のコントロールが自然任せなこの時期は、自分がどれだけ楽器と仲良く出来ているのかを試されます
嫌われない様にと怯えて繊細にカサカサと触っても愛想を尽かされますし、無理強いをしても嫌われます
楽器との付き合いも、愛情が一番大事だと思う今日この頃
練習日誌を書かなければ、でした
このリハーサル初期の時期だと、今回の取り上げる作品とアンサンブル中で感覚をどれだけ親和出来るのか各々で試す期間です
人によって馴染みやすい作品が異なるのも自然な成り行きなのですが、今回、どうやらモーツァルト作品が難所になりそうな気配というのは山形Qの三人の意見が重なるところ
管楽のための作品を編曲したということよりも、曲中に散らばる様々な演奏の難しさは、やはりモーツァルト自身による編曲では無いことからもたらされるのだろうな、と、
ボッケリーニとドホナーニも、今まで室内楽ではほとんど触れていないだけあって、今はまだお見合い初期のウォームアップ状態
2回のリハーサルで作品の感触はだいぶ分かりましたので、しっかり仕込みをして次回以降は次第にスパーリングが始まります
たぶん
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